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【GIGAスクール初めて日記】⑦教室環境のDX

この記事はこんな方におすすめ

・授業以外でのタブレット利用方法をお探しの方
・ICT教育について調べている方
・効率よく業務をしたい方

 授業ではタブレットを使いこなせるようになり、他の活用方法を探しているという声をよく聞きます。そこで、本記事では「GIGAスクールはじめて日記」の著者たちが日々行っている、日常での端末利用方法について紹介していきます。

①時間割や連絡はデジタル配信

時間割や連絡をつたえるために、Classroomとグーグルスライドを活用

 まず、Classroomに「予定・連絡など」のクラスを作成しました。時間割が書かれたスライドを配信して、子どもたちは好きなタイミングでそれをみて、計画帳に書き込むようにしました。また、朝の会や帰りの会の教師や係からの連絡事項のスライドに書き込むようにし、朝の支度が終わったあとに子どもたちが閲覧するようにしました。
 デジタル配信をすることによって、子どもたちはいつでも時間割を見られるようになりました。そのため、朝の支度後や休み時間など自分の好きな時間に時間割を書き写すようになりました。給食配膳の待ち時間に書き写す子どもも現れました。 
 このように、子どもたちは創意工夫をしながら生活できるようになりました。

作成したクラス

②予定黒板のデジタル化

1日の予定をスライドとモニターに表示

 1日の予定をスライドとTVモニターを活用して表示するようにしました。急なお知らせや予定変更があったときは、スライドにテキストを追加したり、Chromebookを使う授業の場合は目印を付けたりしました。

配信したスライド

③プリンター複合機を教室に設置

プリンターで印刷することを意識して資料作成させる

 教室にプリンター複合機を設置し、印刷は子ども自身で行うようにしました。そうすることで、子どもたちは授業で作成したスライドや係活動の掲示などを積極的に印刷するようになりました。また、プリンターで印刷することを意識して資料を作成するようにも変化していきました。

最後に

 時間割や連絡事項など、日常をデジタル化することは端末への慣れを促すと感じました。前回の記事では、端末利用を手段とするためには慣れが必要だとわかりました。なので、今回の取り組みのように日常をデジタルにかえることで、児童だけでなく教師が端末に触れる機会を増やすことが大切だと気づくことができました。とにかく、「デジタルに置き換える意識」を持ちつづけることが大切ですね。
 みなさんの教室や職場での「デジタル置き換える意識」や取り組みなどがございましたら、コメント欄で教えていただければ幸いです!!

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