2ヶ月以上待ったキーボードがようやく届いた。Book Cover Keyboadの使用感。
4月に発売された、SAMSUNGのGalaxy Tab S8+。
購入特典としてBook Cover Keyboardが無料でプレゼントされるのだが、
それがようやく7月上旬にとどいた。
本体のカバーとキーボードのセットだが、iPadのそれとは異なり
キーボードのカバーが分離できることと、
カバーにはペンシルを保護できる部分があることが特徴。
もともと、S8+を購入した目的が持ち運び用パソコンの代用だったので、
この特典ありきで購入したと言っても良い。
それがやっと届いたので、本来の目的として使えるようになった。
キーボードは残念ながらUS配列。
日本語用のJIS配列ではないが、ローマ字入力をしている方なら
それほど大きな問題にはならないだろう。
若干、ショートカットなどに違和感を感じるくらいだと思う。
キーの大きさは、ファンクションキーが少し小さい以外は
一般のノートパソコンとほぼおなじ。
国外メーカーによくある、右端のキーだけ極端に小さいといったことはない。
キーとキーの隙間は約2mm。
キーストロークもしっかりあり、打鍵感もしっかり感じられるので、
ノートパソコンと同じような感じで使える。
敢えて言うなら、タブレット用キーボード全般に言えることだが、
キーボード自体が薄いので机を叩いているような感じが若干気になる。
あくまで若干なので、使っていて不快に感じるほどではないが。
膝の上でちょっとした調べ物とかも難しい。
キーボード以前にキックスタンドなので、
そもそもそういった使い方は無理なのだが。
一番のネックだった変換候補の位置は、
GoogleアプリのGboardをインストールすることで解決。
パソコンのように、入力した文字の近くに変換候補が出るようになった。
使い心地はWindowsやChromebookなどの
2in1タイプのキーボードとそれほど変わらない。
それを使っていたなら違和感なく使えると思う。
ただノートパソコンからの移行だと、
打ち心地やUS配列に使いにくさを感じるかもしれない。
キーの大きさや数などはタブレットに付属のものとは思えないほど
充実しているので、配列やショートカットなどを覚えたら
パソコン並みに使えると思う。
ただ、それにはOSやアプリがまだ追いついていないという最大の問題がある。
Androidのライバル、AppleのiPadは今秋にもパソコンに近づけた
iPad OS 16をリリースする。
ぼやぼやしていると、iPad一強のタブレット市場がますます強固になってしまう。