「なぜこうなったか」より「今なにをすべきか」を。
むかし、大学生の頃。
大切な発表会のときに、忘れ物をした同期がいました。
彼女は「どうして忘れてしまったんだろう…!」と大慌て。
そんな彼女に、私たち友人がかけた言葉は
「それより、今どうするか考えて!」でした。
この事件はなかなかに強烈な記憶として残り
私は心で「なぜ忘れたのか事件」と勝手に命名し
以後、肝に銘じているのです(笑)
ついつい「どうしてこうなった」ばかり考えてしまう。
なぜ、あのときあんなことをしてしまったのか
あのときのせいで今こんな目に
トラウマなどを含め
人は「どうしてこうなってしまったのだろう」と過去を振り返ります。
そして悩みのループへ入ってしまう…。
自己嫌悪して、抜け出せない。
しかし、過去は過去。もう変えられないのです。
過去の「良かったこと」は糧となって、今のあなたが作られている。
悪かったことも反省して改善したのなら、また糧になっている。
同じ轍を踏まないようにしようという姿勢は、「今の成長」を表している。
だから、悩む必要はないのです。
だって、過去のおかげで成長した「今がある」のだから!
今、なにをすべきか。
「どうしてこうなった」と過去を振り返って悩む時間があるなら
今何をしなくちゃいけないかを考える方に、時間を使いましょう!
変えられない過去を思い煩うより
自分で創り出せる未来のために生きる。
そんなことを思った、40歳最後の夜です(笑)