もう書きたくない
「タイムアップだ」
誰かがそう言っている。
まあまあ大きな声で言うもんだから、こちとら頭が痛いじゃないか。
別にあなたに言われなくったって、そんなことわかっています。ずーっと前から気づいています。
反抗期の子どものような態度をとっても、そいつはまっすぐ私を見て、「早くしろ」と目で訴えてくる。
ごめんなさいね。無視しているわけじゃあないのよ。
ちょっと逃げてきただけで、ちょっと「いまじゃない」とか言ってみたかっただけで……。
その結果が、コレだ。
もう書きたくない。(極端)
自分でもびっくりするくらい、書きたくない。書けない。
300文字書くのに1時間半かかったんだぜ。いつもなら30分もかからないのに。
それに、気が乗らないときだって、書きはじめれば自然と乗ってくる。書けなくなることなんてなかったのに……。
残念ながら、解決策はわかっている。
でも、それを行うには、非常に大きなリスクと負担がともなう。
……やならきゃダメ……?
たぶん、ダメ。このままだとダメになる。いやもう、ダメになりかけている。
道は険しい、獣道。スキル不足をなげいている、今日この頃。