いのちのたび博物館の床の話


先日、娘と北九州市の「いのちのたび博物館」に行ってきた。

様々な恐竜の骨格模型や動植物の展示、縄文時代から近代までのヒトの暮らしの変遷なども見ることができ、大人心にも非常に楽しい時間でした。

そんな中、特に驚いた展示がある。


床面をガラス張りにして、そのガラス床の下1メートルあたりに海底生物(イソギンチャクとか亀とか)を展示してある小さなスペースだ。

特に展示自体に惹かれた訳ではなく

自分が立っている床と、そのガラス床下に広がる別世界

そこに立つと、明らかに自分の身体が変化するのがハッキリと感じられたのだ。

どんな変化かと言うと、以前noteでも取り上げた「一本歯下駄」の感覚や、胯を緩める(?)ような感覚、身体の全身が自然に整う感じだ。

このnoteでも何度も取り上げているが、「立つ」という動作はヒトの根本的な状態であるにも関わらず、小学校できちんと習った姿勢が間違えていたり、さらにはきちんと教わることさえ無かったりして、何十年生きていても「上手に楽に立つ」というのが出来ないことがほとんどだ。

よく亀甲クラブの先生から

足裏からレーザーが伸びて地球の中心まで届くようにイメージすると良いよ、とか言われていた。

これも、意識してイメージに集中出来ていれば股関節あたりから緩んで下に伸びていく感じが掴めるのだが、日常的にこの状態を作るのはかなり難しい。

だって、今自分が立っているのは、まさに下にある地面(床)なのであり、見えているもの、足裏で感じているものはまさにその地面だからだ。

いのちのたび博物館のガラスの床に立つと、ガラスを通り越して自分の足が下まで伸びるようにわざわざイメージしなくても、
実際にそのように目に見えるのだから、身体と視覚と脳が錯覚を起こすのだ。

「こ、これは、スゴイ!!」

腰あたりから下肢まで緩んで適度な状態、その感覚を噛み締めながら「この状態を持ち帰るんだ」と何度もガラス張りのコーナーを小学生に混じって行き来しました。

はたから見れば、変なオジサンだっただろうな笑

で、ガラスを出たらやっぱりすぐに普段の状態に戻っちゃう泣

(なんとかこの状態を体得できんか、、??)

いろいろ考えて

決めました。

家を建てることがあったら、必ず床が一面ガラス張りで、下にすごい高所からの写真とかを設置しよう!!

(ヨシ、これで毎日整いまくるやん、、、)

でも、、

家を建てる予定も、金もない笑

遠すぎる目標やん、、、

、、、

わかった!

ガラスは抜きで、高所からの写真を並べて家の中で歩き回るんだ!!

解決だ!笑

謎の思考回路にハマり込んでますが、いまだに写真並べるのは実行できてませんww

みなさんも興味がありましたら、家の床に写真を、、じゃなくて、いのちのたび博物館に行かれてみてください。

いいなと思ったら応援しよう!