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オンライン講座は締め方、終わった後も大事です

オンライン講座を実施中、ようやく予定していた内容を伝え終わって、質疑応答も済ませました。
よかったよかった。では、さよなら、ではダメなんです。
講座の締め方(クロージング)、また講座終了後の対応のしかたをまとめましょう。

クロージングはリピートにつながる導線

インプットより、アウトプットの方が大事なんだ、という話を聞いたことはありませんか?

オンライン講座中、生徒さんは教わる内容について膨大なインプットをしています。
その一方で、アウトプットはせいぜい質問くらいしかしていません。

そうするとどうでしょう。
なかなか記憶に定着しないんですね。

アウトプットする機会を与えてあげた方がいいんです。
ですから、講座を締める時には生徒さんにアウトプットを促しましょう。

ふりかえりをする

講座の中で学んだことをふりかえっていただきます。
どう受け取ったか、どう感じたか、何を覚えたか、どこに進歩があったか。

こう問いかけると、生徒さんの頭がぐるぐる回転しはじめます。
今日は何を学んだか、それは自分にとってどうだったか、など考えはじめるのです。

それを発言することで、講座で学んだことがしっかりと記憶に刻まれます。

ふりかえりをすることで、記憶に定着させる。
と同時に先生としては生徒さんが今回の講座をどう受け取ったかのリサーチにもなりますね。

行動宣言をさせる

今日学んだことをどのように活かしていくか、今日学んだスキルで何を作るか、そういった「明日からの行動」を生徒さん自ら宣言させるというのも有効です。

人間、自分から口にしたことは守ろうという気持ちが生まれます。

オンラインでスキルを学ぶことより、学んだスキルで何かを作ることのほうがスキルが身につくのです。

ですから「今日学んだことを明日からどう活かしますか? 何を作りますか?」と問いかけてみてください。

質問のし残しがないか確認

引っ込み思案な性格の生徒さんだと「質問したいなぁ」と思っていても、なかなか口に出せなかったりします。
特に講座の最後だと、終了時間が気になって質問できなかったり。

ですから、最後にもう一度「もう質問はありませんか?」と重ねて聞いてあげてください。それで勇気を振り絞って質問してくれる生徒さんもいるはずです。

講座終了前のご案内

講座を締める前に、いくつかご案内しておいたほうがいいことがあります。

講座終了後の質問・相談について

実は、質問や相談というのは、講座を実施中よりも後からのほうが生まれるものです。

特に手づくりスキルを教えていると、講座終了後に生徒さんも教わったスキルで物を作ろうとするはずですね。
その時に質問が数多く浮かびます。

先生にとって講座が終わった後になって質問や相談をされるのは面倒なことです。
しかし、事後の質問や相談に真摯に対応することで、生徒さんとの信頼関係も生まれます。

リピーターを獲得しようとするなら、事後の質問や相談のしかたをちゃんと案内しておいたほうがいいでしょう。

講座終了後○週間まで質問を受付けます、とか。ちゃんと案内しておくと、生徒さんも安心しますし、信頼も生まれます。

他の講座の案内

この日受けてもらったオンライン講座の他にも、同じレベルの生徒さんに受けてもらえる講座があるのなら、それを伝えておきましょう。

また、同じ講座のリピート受講ができるのかどうか、その場合のメリットも伝えておいたほうがいいでしょう。

メルマガ・LINE公式アカウント・オンラインコミュニティへの誘導

先生がリピーターを獲得するために、メルマガやLINE公式アカウントをお持ちの場合は、そこに登録するメリットを訴えておきましょう。

特典などがあると興味を持ってもらいやすいと思います。

※ストアカでオンライン講座を実施する場合は、10/5のガイドライン改定によって、これらの外部サービスの案内がすべて不可になってしまいました。先生からすると、生徒さんへのアフターフォローの道が絶たれたわけで、たいへん残念です。

また、生徒さんとの絆を築くのに有効なのがオンラインコミュニティです。
オンラインコミュニティを持っている先生は、必ずクロージングの際に伝えましょう。

※ストアカで講座実施した場合は、ストアカの月額サービスで運営される絵オンラインコミュニティのみ案内することができます。

お礼メール(メッセージ)を送る

講座が終了した後、間をおかずにお礼のメール(メッセージ)を送りましょう。

お礼メッセージでは、オンライン講座に参加していただいたお礼を述べた後、クロージングと同様のことを伝えます。

特に、質問や相談があったら気軽に返信を返してください、と書き添えておくと信頼してもらえるきっかけになるでしょう。

講座が終わったら放りっぱなしではなく、ちゃんとアフターフォローをしておくことによって、リピーターは増えて行きます。




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