動画編集ソフトは料理店の厨房である【第3章動画教材の編集】
動画編集ソフトを初めてみた人は、何か敷居が高く感じると思います。それはどの部分がどんな機能を持っているのかわからないから。でもよく知ると簡単なんですよ。今回は、動画編集ソフトを料理店の厨房にたとえてみます。そうするとわかりやすいんですよね。
ClipChampを立ち上げてみよう
動画編集についてお話する時には、特定の動画編集ソフトを頭においておかないといけません。ソフトごとに画面の配置や機能が違いますから。
でも、実は動画編集ソフト、顔が違ってもやってることは同じ。
ひとつを徹底的に理解すると、他のソフトも使えるようになります。
そこで、今回はClipChampというソフトを使って解説しようと思います。
ClipChampは聞いたことがないかもしれませんが、MicrosoftがWindows11の標準動画編集ソフトとして搭載しているものです。
最近ではOfficeあらためMicrosoft 365にも搭載されるなど、Microsoftが推しているソフトです。
しかもこのソフトはクラウド型の動画編集ソフトで、操作の大半をサーバー上で行うので、アプリだけでなくブラウザでアクセスして操作もできます。
ですからMacユーザーでもChromeなどのブラウザでアクセスしてもらえば無料で使うことができます。
解説を読んでも実際の画面をみないとピンとこないと思ったので、無料で利用できるこのソフトを使って解説をしたいと思います。
動画編集ソフトの画面はシェフの仕事場
動画編集ソフトの画面は料理店の厨房、つまりシェフの仕事場のようなものです。
動画編集をする人はみんなシェフ。
シェフが仕事をしやすいように厨房ができているように、動画編集ソフトの画面も、動画編集をする人が使いやすいように出来ています。
ClipChampの場合、編集をする画面は大きく3つのエリアに分かれています。
(実は隠されているエリアが1つあります。それは後で)
まず画面の左端のエリア、一番左端には縦にアイコンが並んでいます。
そしてそのすぐ右側には縦に細長いエリアがあります。
左端に縦に並んだアイコンをクリックして選択すると、すぐ右側のエリアの表示が切り替わるようになっています。
この配置はCanvaを思い出させますね。きっと参考にしています。
重なった棚
この左側のエリアを私は「重なった棚」と呼んでいます。
厨房にはたくさんの戸棚がある、というイメージです。
シェフがその日料理する食材を置いておく棚、スパイスや調味料が並んでいる棚、料理道具がしまってある棚。
場所の効率を上げるために、これらの棚は重なっていて、ボタンを押すとそれぞれ違った棚がひとつの場所にあらわれる、というイメージで捉えてください。
オーブン
右側のエリアの上半分は、プレビュー画面なのですが、私はここを厨房にあるものになぞらえて「オーブン」と呼んでいます。
ここは調理途中の料理が覗ける窓であると同時に、最後に料理をここで焼いて仕上げる場所でもあります。
盛り付けテーブル
右側のエリアの下半分は、タイムラインといい、ここが作業の中心になります。
ここは厨房でいえば盛り付けテーブルですね。
ここで食材を切り刻んだり、料理を盛り付けて仕上げるわけです。
シェフがずっと盛り付けテーブルの前で仕事をしているように、動画編集をする人がいじっている時間が多いのが、このタイムラインです。
隠された棚
この厨房にはもうひとつ隠された棚があります。
盛り付けテーブル上の食材、つまりタイムライン上に並んだ素材を選択すると、右端に縦に並んだアイコンが変わります。
アイコンのひとつをクリックすると、そのすぐ左側にスペースが開いて、さまざまな調整項目が表示されるのです。
ここは、動画や音声などの調整をする画面なのです。
隠された棚、なにかミステリーの題名っぽいですね。
動画編集をする人はシェフである
動画編集をする人は、料理人のようなものです。
料理人は食材を自ら作るわけではありません。
農家や漁師、食材メーカーから提供された食材を厨房に持ってきて、切ったり組み立てたり、熱を加えたり飾ったりして、料理にします。
同じように動画編集をするということは、撮影やCGで作られた素材を持ってきて、加工する作業なのです。
だから、動画編集ソフトの画面は、料理店の厨房みたいなものなのですね。
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