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寝かしつけが格段に楽になった話

ねんねトレーニング、いわゆるねんトレについて記そうと思います。一朝一夕で解決できるものではなく長期スパンで考えるものなので、実はまだ完璧な改善はできていませんが、睡眠について色々と目から鱗の学びがあったのでここに記録することにします。

現在10か月の息子は新生児のときからよく寝る子で、4か月ごろには20時から6時まで通しで寝るようになった。(体重増加は十分すぎるくらいだったので起こして授乳することもなかった。)
覚悟してたのと違う・・・全然大変じゃない・・・もしや育てやすい子・・・と思ったのもつかの間、育児がそんなに甘いわけがなかった。

ついに始まった・・・!

その時はやってきた。5か月半から夜頻繁に起きてぐずるようになりました。一晩に平均2~3回起きて、そのたびに抱っこで1時間ほどゆらゆらして寝かしつけ、やっと寝たと思っても着地に失敗、振り出しに戻る。結局一度も着地できず何度朝焼けをぼーっと眺めたことか。抱っこして座ったまま寝る武士スタイルでは、全く疲れが取れません。
全然寝られなくても、朝はやってくる。5時から息子は超元気。休んでいられない。いつか終わる、夜泣きの期間なんて育児の中では一瞬。なんて言われても、つらいのは今。
夜中に数回起こされ、睡眠時間が削られる。文字にしてしまえばそれまでだけれど、オールで飲んで一睡もしなかったとかレポート仕上げるために徹夜したとかそんなものとは種類が違う寝不足なんです。自分の意思とは全く関係ないところで、強制的に睡眠を阻害される。毎日毎日続く夜中に肉体的にも精神的にもむしばまれていった。もうダメかも・・・と思ったとき、神が降臨します。

睡眠コンサルタントとの出会い

ご縁があって睡眠コンサルタントの方を紹介してもらいました。
IPHI乳幼児睡眠コンサルタントという国際認定資格があるのだそう。赤ちゃんの睡眠を科学的根拠に基づいて分析、改善していくというもの。

https://www.amazon.co.jp/%E8%B5%A4%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AB%E3%82%82%E3%83%9E%E3%83%9E%E3%81%AB%E3%82%82%E5%84%AA%E3%81%97%E3%81%84%E5%AE%89%E7%9C%A0%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-%E6%B8%85%E6%B0%B4-%E6%82%A6%E5%AD%90/dp/4761267976/ref=pd_lpo_14_img_0/358-9634329-8819312?_encoding=UTF8&pd_rd_i=4761267976&pd_rd_r=3443b9ed-fff7-41cd-a9b9-ad147d682643&pd_rd_w=WTFhI&pd_rd_wg=0lFWb&pf_rd_p=4b55d259-ebf0-4306-905a-7762d1b93740&pf_rd_r=RGZBH9YGPX49RXKMWRAB&psc=1&refRID=RGZBH9YGPX49RXKMWRAB


こちらの本は知っている人が多いのではないでしょうか。私も以前から友達におすすめされたり書店で見かけたりして認識はしていたけれど、「そんな簡単に解決できるわけない」とたかをくくって手を出そうとしていませんでした。この本の著者の愛波文さんから学んでいるという睡眠コンサルさんに相談をすることに。

睡眠環境の改善と活動時間

神いわく、ほとんどの赤ちゃんはねんトレまでいかなくても睡眠環境を整えてあげるだけで朝まで寝るようになりますよ、とのこと。ほんまかいな?と思いながらアドバイス通りにやってみました。
ここでは実際に私が行ったことを紹介します。生活スタイルや環境によって合う方法があると思うのであくまで個人の感想です。
詳しいことは色んなブログなりホームページなりで紹介されています。

1.部屋は真っ暗にする
今まで間接照明をつけて寝ていたけれど、目が覚めた時に明るいと起きていいのだと思ってしまうらしい。4時5時に起きてしまうことが多いのも光が原因かもしれないのでカーテンの隙間から光が入らないようぴっちり閉める。うちの寝室のカーテンはほどよく日光を取り入れてしまう透け感のあるものだったので、ネットで暗幕を買って重ねて使っています。

2.活動時間に合わせて寝かせる

赤ちゃんには月齢に応じた活動時間=元気でいられる時間があり、10ヶ月だと3.5〜4時間。その活動時間を意識して寝かせてあげることが大切だそう。活動時間を大幅に超えて起きていると、疲れすぎてぐずぐずしたり逆にハイになってなかなか寝ないということになるとのこと。
自然と眠くなるタイミングで眠ることでぐっすり長時間の良質な睡眠が取れるようになるそうです

また眠いサインを見逃さないことも大切。あくびをしたりぐずったりのサインでは既に遅く、ぼーっとする、動きがゆっくりになるなどの初期で睡眠に誘導してあげることでスムーズに寝られるそう。

3.すぐ抱っこ、をやめる

自力で寝る力を養うため、夜泣きしたらすぐ抱っこするのではなくまずは様子見、泣き止まなかったら声掛けであやす、それでもだめならトントンなど体に接触してあやす、それでもだめなら抱っこ、というように段階を踏んで対応する。
そのほか、寝具、寝る前のルーティーン、入浴時間の工夫、メンタル面など様々な要素を分析、改善して良質な睡眠に繋げていこうというものでした。
また、常に隣にお母さんがいる状態でしか寝られなくなっているかも、とのことで、寝床を分けて添い寝をやめました。

その結果

1.寝室を真っ暗にして、2.活動時間を意識した時間に寝かしつけに挑戦した初日から変化が現れました。これまで1時間近くかかっていた寝かしつけが20~30分ほどに短縮。

確かにこれまでの生活リズムを振り返ると、昼寝を終えて6時間以上経っていて眠いはずなのになかなか寝てくれない、ということが多々ありました。今考えると、寝るタイミングを逃していたんだろうなあ。

3.のすぐ抱っこをやめて自力で寝る力をつける、は、やっぱりさすがにギャン泣きします。抱っこして落ち着いたら布団に置く、また泣く、しばらく様子見、また抱っこして落ち着いたら布団に置く、を何度か繰り返して、入眠のタイミングは抱っこではなく布団で、を心がけています。

まだ1週間そこらなのでこんなもんですが、布団に寝かせた瞬間に寝てくれるようになる子も多いとのこと。抱っこで寝かせるほうが短時間で済むし楽だけれど、お互いの良質な睡眠のためにもう少し辛抱です。

肝心の夜泣きはまだ完全になくなっていませんが、起きる回数はほぼ1回に減り、効果は感じられています。朝までずっと抱っこ、はなくなりました。引き続きトレーニングしていこうと思います。

noteに書くのは完ぺきに改善されてからにすべきなのかもしれないけれど、真っ暗にすることと活動時間を意識することの2点の即効性に感激して。
睡眠ってほんっっっとうに大事。私の場合、睡眠不足だととにかくネガティブになる。仕事復帰後の自分に全く良いイメージが持てない・・・たぶん死ぬ・・・むり・・・ってなっていたけれど、少しでも長く寝られると少しメンタルが健康になる。息子もいつも以上に可愛い。

朝までぐっすりを最終目標に、もう少し頑張ろう。

なんかリンクがうまくできなかった…
初心者なのですみません。


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