夕暮のリンダウのクリスマスマーケット
日本人にはあまり馴染みのない観光地ですが、画像のように素敵なところです。
灯台があるので、海に面する町だと思った方もいると思いますが、海ではなくボーデン湖です。
リンダウは、ドイツのバイエルン州の小さな町で、人口は約2万人です。
スイス、オーストリアの国境を臨むボーデン湖に浮かぶ島にあります。
リンダウは、欧州の観光地として有名で、島乍ら橋が架けられ鉄道も通っています。
国境に位置する為、中世の頃からボーデン湖の水運を利用した物流の拠点として栄えてきました。
13世紀には、神聖ローマ帝国皇帝のルドルフ1世によって、自由都市として認められる程の力がありました。
17世紀に三十年戦争でスウェーデン軍が島に迫るピンチが訪れますが、幸運にも難を逃れました。
その後、リンダウは19世紀初頭よりバイエルン王国に属していましたが、ドイツに併合されました。
また、リンダウは、有名なアルペン街道の起点にもなっています。