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セントラルパークの秋 (ピアノオリジナル曲)
ニューヨークのセントラルパークの秋の風景を表現したオリジナルピアノ曲です。 画像はセントラルパークにあるボウブリッジという橋で、緩やかに湾曲した構造がとても美しい橋です。 ご存じの通り、マンハッタンのビル街の真ん中にある広大な公園のセントラルパーク、映画でも撮影地として利用されていて世界的に有名なところです。 セントラルパークは、その大きさが南北に4キロメートル、東西に800メートルに及び、川や池があり、さらに丘陵地や森林もあって、大都会にありながら自然に溢れたところです。 ボウブリッジは、セントラルパークの中で、最も長い橋で一番美しい橋と言われていて、秋の紅葉シーズンには、人気の撮影スポットになっています。
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アンナベルクのクリスマス(オリジナルピアノ曲)
ピアノでクリスマスの雰囲気を表現した自作曲です。 画像は、ドイツの山間の町アンナベルク・ブッフホルツのクリスマスマーケットの風景です。 ドイツは、ロマンティック街道が有名ですが、そこだけに限らず、色んな街で古い建物が絵本の様に並んでいる風景を見ることが出来ます。 アンナベルク・ブッフホルツは、ドイツのザクセン州に属し、チェコとの国境に近い場所にあります。標高600メートルの高地で、人口は2万人余りです。また、エルツ山地の麓で銀街道と呼ばれる鉱山が連なる地域の町の一つです。 エルツ山地は豊かな鉱山で、アンナベルク・ブッフホルツは錫、銀、コバルトの産地として栄えましたが、加えてレースや木工品も町の特産品です。 雪が積もったアンナベルク・ブッフホルツの旧市街で開催されるクリスマスマーケットは美しく、大きなクリスマスツリーが煌めきます。 このクリスマスマーケットの最終日12月23日には、大勢の人が行進するパレードがあり、町は観光客で一杯になります。 奥に見える教会は、町のシンボルの聖アンネ教会で、16世紀に完成したバロック様式の建物です。ザクセン地方のバロック建築としては最大級の教会です。
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サマーラ (オリジナルピアノ曲)
ロシアの街「サマーラ」をイメージした素朴なピアノ曲です。 画像はサマーラの街並みです。中央にソビエト時代を偲ばせる大きな立像が立っています。 サマーラは、ロシア連邦で9番目に大きな都市で、大河のヴォルガ川に臨む港湾都市です。 この街はモスクワの南方にあり、日本との時差は5時間程度です。 サマーラは、中世の頃からヴォルガ地方の交通の要衝として栄えてきました。 この街は、地下鉄も通る大都市で、特産品はウォッカ、チョコレート、ビール等です。 また、「ラダ」というロシアの大衆車の工場がある工業の町としても大きく栄えています。 ロシアの国民車として「ラダ」を知らないロシア人は居ませんが、逆に日本人で「ラダ」を知る人は殆ど居ないというのが実情です。 日本の道で「ラダ」に乗っている人は、まず見掛けません。何故ならよく故障するからです。日本には販売代理店も有りません。 さらに観光地として「スターリン・バンカー」と呼ばれる第二次世界大戦中に造られた地下65mの深さにある地下基地が有名です。 この「スターリン・バンカー」は、第二次世界大戦時、万が一のモスクワ陥落に備えて予め造られていた地下要塞です。 しかし、ナチスドイツの侵攻がスターリングラード辺りで頓挫した為、結局使われることはありませんでした。 ロシアの中では比較的南に位置する街ですが、冬は大河ボルガ川が凍結するほど寒く、夏は30度位まで温度が上がるという極端な気候です。 ただ、湿気がないため日本の様な蒸し暑さはありません。 これは内陸にある都市の宿命でもありますが、海に囲まれた日本に住む私たちには、実際に経験しない限り理解出来ない気候です。
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ストラスブールのクリスマス(ピアノオリジナル曲)
フランス北東部、ライン川沿いの街、ストラスブールのクリスマスの様子をピアノで表現した曲です。 画像は、ストラスブールの中心部にあるクレベール広場の30メートルもある巨大なクリスマスツリーと人々で賑わうクリスマスマーケットの様子です。 ストラスブールのクリスマスマーケットは、ヨーロッパで有名で人気が高く、是非行ってみたい催しです。 ストラスブールのクリスマスマーケットの時期は、レストランやカフェに入るのも予約なしではまず無理な状態です。レストランを一軒予約しておくと一安心です。 因みにクレベール広場のクレベールという名前は、ストラスブール出身のジャン バティスト・クレベールという18世紀のフランス革命期の軍人の名前から付けられています。 ストラスブールには、ライン川を水路として利用した港があり、川の対岸はドイツ領でドイツ、フランスの国境に位置します。 ストラスブールの意味は、アルザスの言葉で「街道の街」を表し、古くから交通の要として商工業が栄えてきました。 ストラスブールは、中世の頃は、ドイツの母体である神聖ローマ帝国領でしたが、フランスが占領し、現在はフランス領となっています。 ストラスブールが属するアルザス・ロレーヌ地方は、昔からドイツとフランスが互いに侵攻を繰り返した土地で、ドイツになったり、フランスになったりで、大変なところとも言えます。 ストラスブールの観光地で有名な場所は、まず、街の中心部にあるストラスブール大聖堂が挙げられます。その次にメゾン・カメルツェルという15世紀に建てられた建物に入るレストランで、大聖堂のすぐ隣にあります。 また、中心部から離れた場所にあるプティットフランスという場所は、アルザス地方の古い街並みが残っており、絵本のような世界を味わえます。 この地で有名な人物といえば、先に挙げたジャン バティスト・クレベールのほか、作曲家のモーツァルトが、一時期をストラスブールで過ごしています。 古代においては、ローマ人がストラスブールの地に城塞を築き上げ、この時、街はローマ語でアルゲントラトゥムと呼ばれていました。 その後、ドイツ語でシュトラースブルクと呼ばれる様になり、フランス語風にストラスブールと呼ばれる様になったのは、フランス領になってからです。
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ハルシュタット (自作ピアノ曲)
オーストリア中部のオーバーエースターライヒ州にある小さな町ハルシュタットの風景を表現したピアノ曲です。 この町は、ハルシュタット湖沿いに細長い塔が印象的なハルシュタットルーテル教会や多くの家屋が建てられ、世界遺産にも登録されている景勝地です。 湖岸に中世の頃のままの建物が残り情緒に溢れ、世界の湖畔で最も美しいと言われる景色です。 「ハルシュタット」という町の名前は「塩の産地」という意味だそうで、古代から岩塩の鉱山として採掘されており、現在見つかっている中で世界最古の岩塩抗があるそうです。 嘗てヨーロッパで覇権を握っていたハプスブルグ家は、ハルシュタットを直轄地として治め、産出される岩塩をその財としていました。その頃の岩塩は白い黄金と例えられる程、商品価値があったそうです。 ハルシュタットは、千人程度の人しか住んでいませんが、教会が二つも有り、湖畔に在るハルシュタットルーテル教会はプロテスタントの教会で、町の高台に在る方がカトリック教会だそうです。
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キーウ(オリジナルピアノ曲)
ウクライナの首都キーウの街をイメージしたピアノの自作曲です。 元々日本では、キーウという街をロシア語の発音に基づくキエフという名称で呼んでいました。 しかし、このキエフという発音は、ロシア語の発音に基づくもので、それを嫌った結果、キーウという表現がテレビでも一般的になりました。 日本政府が昨年の2022年3月31日からキーウという表記を始めたことに因るものです。 因みに、この街のキーウという名称は、この街を造ったキーイという人の名前に由縁があります。 キーウは、日本の北海道の旭川市とほぼ同じ気温で非常に寒く、年間を通じ20度以上になることは、まず有りません。 キーウは人口約290万人のヨーロッパ有数の大都市です。日本で言うと大阪市の人口と大体同じです。 因みに、大阪市の人口は約270万人です。
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リンダウのクリスマス(自作ピアノ曲)
ドイツの小さな町リンダウのクリスマスをイメージしたピアノ曲です。 リンダウは、ドイツのバイエルン州の小さな町で、人口は約2万人です。 古い建物が残る素敵な町です。 リンダウは、スイス、オーストリアの国境を臨むボーデン湖に浮かぶ島にあります。 リンダウは、観光地として有名で、小さな島乍ら橋が架けられ鉄道も通っています。 リンダウは、スイス等との国境に位置する為、中世の頃からボーデン湖の水運を利用した物流の拠点として栄えてきました。 13世紀には、神聖ローマ帝国皇帝のルドルフ1世によって、自由都市として認められる程の力がありました。 17世紀に三十年戦争でスウェーデン軍が島に迫るピンチが訪れますが、幸運にも難を逃れました。 その後、リンダウは19世紀初頭よりバイエルン王国に属し、やがてドイツに併合されます。 リンダウは、有名なアルペン街道の起点にもなっています。