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話すためには聴くことが大切

今日は聴くこともコミュニケーションには大切だということについて
書いていきます

僕の働いている美容院での話です
先日の終礼ミーティングで今年入社したスタッフからこんな声が上がりました
「使うシャンプー、トリートメント紹介したけど、紹介するだけで終わってしまった」
「お客様の興味のある話題について何も知らなかったから勉強しなければ」
とてもいい気づきだと思います。

美容院で使うアイテムを紹介する際に、ただ説明だけで終わるのではなく、
もっとそのお客さまの悩みや願望にそったお話ができるようになる

とても大切なことだと思います。
また、

話題についていけなくて答えられなかったから、
いろんな情報を普段から吸収する

これもすごく大切なことだと思います。

この二つの声に共通した課題があります
それは

「聴く力」

お客様が望む応えをするためには話すことだけではなく、
その人を知るための聴くスキルが必要だと思っています。

少し前だと「傾聴」という言葉があります
その人になったつもりで話を聞き共感をする
これも聴くスキルの一つだと思います
相槌や身振り手振りなどリアクションを加えるのも一つ
さらに大切なのは
「どんな質問を投げかけるか」

例えば、
使うシャンプーやトリートメントを説明するときに、
「普段はご自宅でヘアケア意識していることはありますか?」
という質問することで、そのお客さま自身のヘアケアのことを意識する
とはいえ、特にヘアケアは意識していないという声もあるかと思います
そんな時は
「どんな髪質に憧れますか?」
「手入れをしていて困ったことはないですか?」

その人の普段意識をしていないことでも、
こちら側からの質問の投げかけによって
聴き出すことができます


また、
話題についていけなくて答えられなかったということに関してだと

人が興味のあることに対して自分が何も知らなかった時に
その人の話自体に興味を持って話を深く聴いていくこと

例えば、

最近だと鬼滅の刃にハマっているという話に対して
自分が何も知らなかったとしても

「〇〇さんはどんなところが一番好きですか?」
「いつからハマったんですか?」

知らなかったとしても、話はどれだけでも広げられる
コミュニケーションは自分の話をすることが目的ではない。

特に美容師としては、
どれだけお客さまのことを知ることができるかが、
すごく大切なことだと思います。

美容師という仕事に限らず、

その人をより深く聴くためには、
その人の言葉を聴く側が導いていくことができると
本人でも気付いていなかった悩みの原因や願望の本質を聴くことができます

そしてなにより!
その人のことを知れば知るほどその人が大切な存在になっていきます。


コミュニケーションは話す事だけではなくて、
聴くといくということも大切だと改めて考えた出来事でした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

目標は学校を作ること人を活かす学校を作りたいです。最近はいろんな人とコミュニケーションが取れる方法を考えています。何かこれから生きる人に残せるモノを作りたいと思っています。