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映画監督から学んだチームづくり

今回は映画「サイレント・トーキョー」の
波多野監督トークイベントに参加した話を書いていきます。

まずはサイレント・トーキョーを見た感想から

ネタバレにならないように書いていきますw

伝えたいメッセージの鋭さや、
いろんな登場人物の想いがすごく伝わる作品だと感じました。

映画を見終わって一番に感じたことは

いろんな人が関わっている中で、
どうやってここまで共通して作り上げられるのか?

演者、音声、演出、音楽、映像どれもが一貫して想いの共有ができていなければ
作り上げれない作品だと思います。

全体のメッセージもそうですが、
登場人物のそれぞれの想いもすごく感じることができる。

そんな感想です。

メモしたことを箇条書きにすると、

演出の面白さ
・カメラワークや視点の誘導
・時間軸のズラした演出
・目線の送り方
ストーリー
・後悔は先にこない
・伝えたいメッセージ
・立場やその人の状況によって物事に対して受け取り方が違う
・人は責任の所在を他に求める
・絶対の正義はない
・強い正義は狂気にもなる
・生きる意味とは
・罪とはなんなのか
・悪者は人の心が決める
・共犯者にすることで責任を感じさせる

全体を通して、
伝えたいメッセージやその場面で感じさせたい表現
作る側の共有はどのようにしているのか、
強いメッセージを伝えられる作品を作るために
作品作りの時に何から始めているのか、

そんなことを感じました。

あっという間の99分
息つく暇がないとはまさにこのこと。

いろんなことを考える映画で僕はすごく好きです!

そして!!
僕が活動しているオンラインサロンで

実は波多野監督のトークイベントが開催されたのです!
直接お話を聞けて、これがまためちゃくちゃ楽しかった!

こんな映画を作っている人だから、すごい人という認識でした。
実際に話を聞いていると、

「めちゃくちゃ人間味のある人」

すごく人を見ている人なんだなぁ、と感じました。
キャストのことも、制作スタッフのことも、見る側の人のことも
人のことをめちゃくちゃ見ている。

僕が一番勉強させてもらったのが、
チームをどのように同じ方向に向かせるか
というお話しです。

スタッフたちに何でイメージを共有しているか
それは「脚本」
脚本の作り込みにものすごく意識を向けていることを感じました。

はじめのイメージの共有こそチームにとって一番に必要なこと

それが、
チームを同じ方向に向けるために一番必要で
チームをまとめる時に一番初めにやらなければいけない

僕が冒頭にあげた疑問の答えは、とても単純でとても難しいこと。
波多野監督が「脚本」にかける想いの強さがあってこそ、
見る人まで伝わる作品が作れる。

それがすごく伝わってきました。

波多野監督はめちゃくちゃカッコ良かったです。

最後に波多野監督に投げられた質問は
「波多野監督にとって映画とは?」

『息抜き』

映画を見る時間だけでなく、
見るまでのワクワクする時間も、見た後の人と話す時間も
映画を通して、人の息抜きになる時間になってほしい。

素敵すぎます。

貴重なお時間をありがとうございました。

目標は学校を作ること人を活かす学校を作りたいです。最近はいろんな人とコミュニケーションが取れる方法を考えています。何かこれから生きる人に残せるモノを作りたいと思っています。