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赤バスなんて嫌いだ

 今日は荷解きをしようと思っていた(し、そんな大した量はないからすぐに終わるはずだった)のだが、猫と犬が可愛すぎて、ホームステイ先のリビングに座って犬を撫でながらネットフリックスを見ていたら1日が終わっていた。

 そんなわけで書くことはあまりないのだが、今日見たネットフリックスのワンピース実写版の感想と、赤バスについて思うことでも書こうと思う。次のブロックはワンピース興味ない人は飛ばしてください。

One Piece(とちょっと鬼滅)


 ネットフリックスのワンピースはちょこちょこ良いという感想は聞いたことがあり、英語で見るにもストーリーをだいたい知っていてちょうどいいうえ、家主さんにもおすすめされたので見てみたのだが、これがかなり良かった。ゴムゴムの技が実写だと少々間抜けに見えるのはむしろそれはそうという感じだし、ストーリーは基本的な流れをきちんと押さえながら適宜端折っていて、ちょうどよくコンパクトにまとまっている。
 僕はべたにゾロが好きなのだが、ゾロはほぼ原作イメージのままで(しいて言うならもう少しガタイが大きくてもよい)文句なしだし、三刀流にするタイミングを抑えることで口にくわえるそれどうなの感を抑えながら三刀流そのものをかっこよく見せている。ルフィにサンジやウソップ、ナミもほぼイメージ通りである。特にサンジは本当にすごい。ただ、シャンクスがちょっとなよっとした感じなのは残念。おちゃらけつつも風格がある感じをもっと出してほしかった。
 実写アクションなので、原作ほどの派手さはなくてちょっと残念だが、それは当然だし、それでもそれぞれの強さをかなりうまく表現できていて、僕が実写版をほとんど見ないだけで相当なハイクオリティだと思う。ミホークとかは全面的にイメージ通りだし、技もろもろもカッコよく、最強感が出ていてすごくよかった。
 ひとつだけ気に食わなかったのはガープの描き方と登場のさせ方である。これはネタバレになるのであまり言わないが、なんだかなーと。まあ全体的に見たら些細なマイナスである。なので来年の二期も見ます。

 あと、全くの余談だが、鬼滅の刃の無限列車編も少しだけ見てみた。「碧羅の天」というすごくかっこいい技があるのだが、英語版が「Clear Blue Sky」だったのにはさすがに笑ってしまった。こういう「快晴の空」と「碧羅の天」との間の日本語的な違いを表現するのって難しいんだろうなあ。まあ英語話者にしてみれば「Clear Blue Sky」がすごくかっこいいのかもしれない。

赤バス

 赤バスに昨日乗って移動した来たのだが、途中で降りてしまった。というのも即座に酔ってしまい乗っていられなくなったからだ。

 違和感はあった。初めて乗ったときは気分が悪くなったが、それは大荷物を運んでいて疲れたせいだろうと思っていたし、2回目は寝てしまった。ただ、3回4回と乗ってもすぐに気分が悪くなる。スマホを5分も見てればしんどくなるし、見ていなくてもしんどくなる。

 昨日の乗ってしんどいなかスーツケースを必死に抱えていて気付いた。運転がわりかし荒いのもあるが、何を差し置いてもバスの形自体が悪い。赤バスは2階建てなのでほかのバスに比べて相当な高さがある。一般的な乗用車の3倍はある。なのに普通のバスに比べて前後の長さが短い。つまりちょっとしたブレーキやカーブでぐわんぐわん揺れるのである。たしかに僕は人よりは車酔いをしやすいが、ここ近年はそんなことは全くなかった。なのに少しでも疲れていると瞬く間に酔ってしまう。

 なんて非効率。2階なんて運転手の目も届かないから夜は危ないとかいうし、前後に短いせいでまあまあ車内も狭い。階段のせいで余計にスペースが奪われている。誰がうれしいんこれ。たしかに2階からの眺めはいいけど!理不尽な理由でロンドン内最安の公共交通機関に乗りづらくなった僕はやるせない思いがおさえられない。見ている分にはあんなにお洒落なのに、すべてが急に憎たらしく見えてくる。ああ!酔わなければ、酔いさえしなければこのバスはすべてが好きなのに。端にも詰めるし、2階も気を付けるのに。なんてことだ。

 たぶん寝不足だったり、体調が少しでも悪かったり、体力が50%以下だったりしたらすぐやられる。たぶんそれより調子が良くてもすぐ寝てしまう。それでもなんとかボーダーを探っていきたい。探っていこうと思う。安いし、乗りたいんだよ。赤バスで、長距離を。一度乗れば運賃変わらないし。ああ忌々しい。

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