全休・短文
みなさん、全休という言葉をご存じだろうか。そう、大学用語で、平日であるにも関わらず、授業が1つもない日のことを指します。僕は今期全休が2日あり、さっそく今日は全休です。でも正直やることがいっぱいあるのでnoteは短くします。頑張って。
お酒を昨日飲んだせいか、気づけば10時でした。キッチンに下りて行って、昨日買っておいてヨーグルトでも食べようとすると、昨日買いだめしておいた食材の大部分が今朝あったとされるホステル側の冷蔵庫清掃によって捨てられていました。愕然。若干立ち直れない。でも昨日乾杯した日本人の方がちょうど料理されていてお裾分けしていただきました。ありがたき幸せ。
そのあと、親と日本を出国してから初めて電話。というか相談。日本では僕がいなくても変わらぬ生活を過ごしているようで。電話をすると毎回しているのだが、ビッグベンまで散歩してビデオ通話で自慢しました。初回に限り相手も物珍しがってくれるのでよしとしよう。ちなみにこんなことをしているせいで通話も散歩も1時間越えです。通話を終えてスーパーで泣く泣く新たな具材を買って帰宅。
ホステルでトマトや手羽元、白菜を煮込んで、買っておいたレトルトのご飯と合わせて食べようとしたのですが、これがすべて絶望的に不味くて終わりでした。正直、レトルトライスはジャスミン米で日本の白米と全然違うし、それだけなら他がおいしければご飯もそれに合っておいしく感じられると思うのですが、他が不味いので不味い。小学生の特に低学年のとき給食が嫌いでほぼ毎日残していたのだけれど、当時の気持ちを思い出しました。味があんまりないくせに素材の味が悪い意味でごちゃまぜで全然食べたくないです。泣きそうになりながら間食してヨーグルトで口直し。
そのあとはダラダラしていると気づけば6時になっていて、知人のツテで紹介してもらった家に内見に行きました。ありがたすぎる申し出。ただ、お互い探り探りだったのと、僕がこの上なく緊張していたせいで、あと準備をしていなかったせいで、てんぱってしまってあんまり覚えていません。まあ傍から見てそうは思われなかったかもしれないけど。行きは電車で行って、帰りはバスにしたのですが、帰りは寝てしまいました。赤バスはすごく揺れるので酔いそうになるし、ちょっと疲れているとすぐ眠くなってしまいます。日本ならいざ知らず、首が落ちそうになる程寝てる人は僕ぐらいだったのではないでしょうか。気をつけます。
帰宅するとまた、日本人の方に声をかけてもらって、それぞれ自分の料理をつくってご飯を食べながら雑談。その方は社会人マスターを日本でしながら、こっちでも時間を過ごしているという方で、話しやすいうえにこちらの相談事も聞いてくれてとてもありがたいです。ちなみにご飯を作っている間にアメリカ人と南アフリカ人の方としゃべったのですが、それぞれ話しやすく、片方のあっけらかんとした感じをもうひとりがちょうどよくフォローしながらうまく会話が回っていく感じで楽しかったです。人生で初めて、世界各地を転々としているいわゆるノマドワーカーの人に会いました。僕は秘境や自然を見て回るというよりは、いろんな都市に行ってそこの空気に浸る(沈む、いや、溺れるかも)みたいな旅を好むという傾向が明らかになっているので、なれるのであればノマドワーカーはすごく楽しそうだし合いそうだと思いました。人生について考えることが多い。
ちなみにご飯は、お昼の反省を生かして、少なめの水で鳥をぐつぐつ煮込み、その出汁を使ってインスタント麺を湯がき、白菜とトマトは生で添えるだけ、という味をごちゃまぜにしない感じにしてみました。おかげでとてもおいしかったけど、少し塩を入れすぎたので汁は残しました。
部屋に戻って明日の授業の前にリーディングしないと……と思っていると気づけば寝ていました。最高の睡眠導入剤。明日は授業が2つ、セミナーが1つ、明後日はセミナーが3つ。終わった。あと敬語の文体は慣れないので明日からまた戻します。