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眠りにつくときのこと


かれこれ1ヶ月と少し、労働をしていない。 

働いていた頃のように倒れ込んで寝ることはないのに、この1ヶ月どうやって眠りについたか全然思い出せない。


前、関ジャニ∞の大倉くんがラジオの終わり際に

「寝るときなに考えようかな」って呟いていた。

誰も触れなかったけど、わたしはめちゃくちゃ嬉しかった。

その一言で、わたしは幼い頃はお風呂に浸かりながら、寝る前になに考えようか、布団の中でどう楽しく過ごそうかと思いを巡らせていたことを思い出したのだ。


たとえば、クラスのあの男子が私のことを好きだったらとか。

明日歩いていて角を曲がった先にコブクロの小渕さん(初恋)がいたらどうしようとか。

この家が宇宙に行ったら、学校に行かず家族だけで楽しく暮らすことができるんじゃないかとか。(友達が少なかった)

詳細はあまり思い出せないけどそのような不毛なテーマを決めてから布団に入っていた。


布団に入って自分の考えに浸ることができる、ひとりの時間がすごく好きだった。

川の字で寝ていたけど、頭から爪先まで布団をかぶって、考えているところを家族に見られないようにしていた。



いつからテーマ決めずに布団に入るようになったんだろうな。

不毛な妄想ではあるけど、自分がなにをいちばん喜ぶか知っていたあの頃はまじで強かったな。もし神龍が出てきたら迷わずに不毛な願いを言えたと思う。貪欲だったな。

今はまじで家族と友人と自分の健康を願ってしまう。だから、妄想ができない。大切な人が元気に生きてくれている現状がなににも換えられない幸せであることを知ってしまっているから。

でも高みを目指す姿勢は忘れたくないとも思うので、


今日の夜は、都内LDKで壁一面CDと本棚の部屋で大きい犬と暮らす私の妄想をしよう。



今日の二曲(どうしても二曲紹介したい)

この文章を書いていて浮かんだ曲なんだけど我ながら高低差がヤバい。でもこの二曲だった。

だがそれでいい/Creepy Nuts

この曲のイントロまじで痺れた。この曲にこのギターの音!?って、「この」でしか表現できない自分の語彙力が悲しい。関ジャムで解説してほしい。(そればかり)自意識の塊。この曲の良さがわかるわたしでよかった。


馬場俊英/小さな頃のように

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YouTubeはなかったので各々聴いていただけると嬉しい。布団に入っている自分の姿を浮かべると、頭の中にこの曲が流れてきた。夜聞くと涙が出てしまう。お母さんに会いたくなってしまう。守られ、世界の優しい部分だけを知っていたあの頃。自分のことなのに心底羨ましい。

この曲が収録されている「青春映画が好きだった」は大好きなアルバム。noteを書き続けて紹介したいな。



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