感情は流行やファッションと同じ
健康上の問題で久々の更新となりました。
本日は、人間に必要だとよく言われる『感情』についての私の解釈です。
結論から申し上げますと、『感情』というものは人間にとって必要かもしれませんが、重要なものではないと思います。
『感情が豊かな人』は幸せそうで、『感情が無い人』は人間じゃないと言われることもよくある話だと思いますが、私として、『感情』は一時の流行やファッションのようなものだと思います。
色々なブームがその時代によって作られていき、社会現象にまで至るケースもあります。
これと同じです。
流行やファッションは時代が過ぎれば、何事も無かったかのように忘れ去られます。
楽しい友人との旅行や飲み会、徹夜でのカラオケなど、この世の春だと思っていたことも翌日には、二日酔いでこの世の地獄を感じます。楽しかったあの感情はどこに行ったのでしょうか?
大切な人が亡くなれば、非常に悲しい感情が込み上げて来ますが、それが1年・2年・・・10年と時間が過ぎていくとどうでしょうか?
あれだけ悲しかったことも今は昔になってしまいます。
感情を思い出そうとしても、その時を再現が出来るものではございません。
感情を思い出そうとすることは、一昔前の流行・ファッションを追っかけているようなものだと私は思います。
また、一時の感情で物事を決めてしまうことも同じです。1つの流行が永遠に続くものだと思って、それにお金も時間も全て注ぎ込んでしまい、流行が去ってふと気がつきます。
感情は必要かもしれませんが、私たちの一度きりの人生では、重要とは呼べず、時として足枷にもなります。感情は自分自身の問題のように感じますが、外部に何かを求めるから感情は揺さぶられるのです。
感情に揺さぶられずに感情を揺さぶることが出来るようにしたいものです。
ちなみに、私なりの方法ではございますが、
『楽しいと思う=楽しい・悲しいと思う=悲しい・・・』
ただこれだけの方程式で、私は日々楽しく生きています。
つまり、あなたが楽しく感じるから楽しいのです。
全ての物事に楽しい気持ちを持つ、楽しむ気持ちを持つことができれば、全ての時間はハッピーになります。
それが出来れば苦労はしないという声が出て来そうですが、そんな方は、まず身の回りのもの全てに感謝をしてみてください。
食事が出来ること、健康を気にしないで生きて来れたこと、ひどく怒られたことや不公平な扱いを受けたこと。無理矢理でも良いから有り難みを感じてみてください。そうやって全てのことを感謝で受け止めることを続ければ、楽しむ気持ちを持つことはいつの間にか出来ています。
何故ならば、ブームの仕掛け人が〇〇ブームを作ることと同じように、物事のストーリーを自分自身で作ることが出来れば、楽しいという感情は簡単に作れます。
何をしていても楽しく感じられる方、幸せに感じられる方が、一人でも多く増えるといいなと思い、私は幸せに就寝します。