浮気が本気に変わってゆく時②
少しエロいです。
苦手な方はUターンでお願いします。
ナンパと浮気がライフワークだった俺。
最低ヤローだった俺。
妻子ある俺と、姫ちゃん(現在の愛妻)。
不倫関係が始まって間もない頃の話。
この日、
俺は姫ちゃんのマンションに一泊する予定だった。
仕事柄、家を留守にすることも多かった俺は、
一泊くらい家に帰らなくても不審には思われなかった。
夕食の支度をしている姫ちゃんを、
しばらくソファーから眺めていた。
煮込みハンバーグらしき美味しそうな匂いがする。
でも俺は初めて見る姫ちゃんの料理姿に釘付けだった。
エプロン姿が妙にエロい。
無意識にソファーを立ち上がっていた。
料理の合間に手際よく洗い物をしている姫ちゃんを、
後ろから優しく抱きしめる。
そのまま首筋に顔を埋(うず)め、姫ちゃんの香りを吸い込む。
シャンプーともボディークリームとも何とも言えない甘い香りがする。
「ん?甘えたさんなの?」
言葉の言い回しもいちいち可愛いものだから、いたずら心が芽生えた。
ニットのトップスの上から姫ちゃんの胸を優しく撫でる。
着痩せしているが、触ると結構ボリュームのある胸。
全部俺のものだ。
俺にお構いなしに洗い物を続ける姫ちゃんを困らせたくなった。
ニットの中に手を滑り込ませ、下着を少しだけずらす。
両手に収まらない胸を、優しく揉みしだきながら、
ぷっくりと出てきたそれを執拗に弄(もてあそ)ぶ。
指の腹で挟み、捏ね回していると
「……っ!……んっ!」
我慢できずに姫ちゃんから甘い声が漏れた。
(たまんねー)
姫ちゃんの首筋に、唇を押し付けるだけのキスをして反応を試す。
「そんな可愛い声出されると、我慢できないんだけど」
耳元で囁いてみた。
姫ちゃんはくるりと振り返り俺に向き直ると、
細い腕を俺の首に絡め、自分からキスをしてきた。
俺の舌先を絡め取り、唇を優しく噛む。
(甘い)
そして唇を離すと、自分のニットと下着を一緒にたくし上げた。
姫ちゃんの上半身が露わになる。
俺に弄ばれたそれは突起して淡い桜色になっている。
少し恥ずかしそうに姫ちゃんが言った。
「私も…我慢できなくなっちゃった」
「夕御飯の前に…食べて」
タガが外れた俺は、夢中で姫ちゃんを貪(むさぼ)った。
煮込みハンバーグが煮込まれすぎたのは…
想像に難くないw