アジケ新組織カルチャーPJ ~フルリモート環境における文化醸成へかける想い~
株式会社アジケでUIデザイナーをしているやまもとです。
UIデザイナーである私ですが、一方で社内ではアジケのカルチャー醸成にも関わっています。
タイトルにアジケ新組織とありますが、今年の春くらいから活動しており、ちょうど半年がたった時期になります。
私たちの活動が軌道に乗ってきたところで、今回はアジケ カルチャープロジェクト(以降カルチャーPJ)の取り組みをお話しさせてください。
アジケ カルチャーPJってなに?
カルチャーPJとはアジケの組織文化醸成プロジェクトです。
組織文化醸成とは具体的になにを行うのか?なにが目的なのか?という点であくまでもアジケの例ですが、アジケは今年(2022年)からオフィスの自由出社化(フルリモートワークOK)が決定し、それにより、以下3つの必要性を感じていました。
リモートワークはいい面もたくさんありますが、実際に会う機会が減ったり、社員と会話するハードルが上がったりとデメリットもあります。
これは、社員の帰属意識やアジケで働く意味が危うくなりかねない問題です。
これらを食い止めつつ、今まで暗黙知であったアジケのカルチャーを言語化し浸透させていくのが私たちカルチャーPJの役割です。
なぜカルチャーPJに参加したのか
カルチャーPJはアジケの有志メンバーとアジケ初の人事メンバーの現在4人体制で進んでいます。
なぜ立候補したのか?
それは、わたし自身がフルリモートのマイナス面を体感したからという理由が大きいです。
1日の中でmtg以外しゃべらない(必要な会話しかしない)ことや部屋に篭りきりの生活に滅入っていました。
もう以前のようにはならないのかな?ずっとこの状況が続くのかな…?という不安も相まってどんどん気持ちが暗い方向に…
その時期にちょうど「カルチャーPJ発足するので、有志でメンバーを募集します!」と通知が来ました。
この募集を見た時に、もしかしたら自分の力で少しでもこの状況を変えられるかもしれない?と思ったのがきっかけです。
やる、やらないの選択肢が迫った時は極力難しい方を選択するようにしています。
失敗するかもしれないけど、後悔はしないがモットーです!
キックオフをチラ見せ
こうして有志で集まったメンバーとのキックオフmtgは、それぞれなぜ立候補したのか?カルチャーPJでなにをしていきたいか?想いを聞く時間になりました。
その様子を一部ご紹介します。
こんなこと思って始めたのかーと思うと懐かしいです。笑
それぞれ違った想いがありますが、目指す場所は一緒ということがわかりました。
カルチャーPJの目標
結束感が出たところで、まず私たちが取り組んだことはカルチャーPJの目標設定でした。
目標は議論と活動を重ねていくうちに今は以下の定性目標にアップデートされました。
カルチャーPJ最初の仕事
私たちの最初の大きな仕事は現状ある行動指針のアップデートでした。
一般的に行動指針は会社のミッションを達成するためのバリューともなる会社にとってとても大切な事柄なので、行動指針を決定する人=社長や経営層、マネージャーになるかと思います。
ですが、今回はカルチャーPJにその主導権が渡されたので、わたし(スタッフ層)含めたメンバーで議論することができました。
その結果、現場で活躍するメンバーたちが普段どう思っているのか、何を考えているのかを、行動指針に反映することができ、今まで以上にアジケある行動指針を決定することができました。
行動指針の決定
行動指針について具体的に詳しく知りたい方は、後述するカルチャーデックを一読ください。
また、今回は長くなりそうなので割愛しますが、行動指針決定までのプロセスまた別の機会で書きたいと思います🙆♀️
カルチャーデックの紹介
行動指針のアップデートを終えたところで、 アジケ代表の梅本が以前からまとめていた、アジケカルチャーデックが公開されました。
ミッション、行動指針はもちろん、アジケが行っている仕事内容の紹介から制度までこれをみたらOKな資料を制作してくださいました。
アジケのことが気になっている方、転職先として検討している方は是非一読ください!
カルチャーPJは普段どんなことをしているの?
カルチャーPJが継続的に取り組んでいることは主に2つです。
①月1全体会の企画運営
②行動指針浸透のための施策検討/運用
①月1全体会の企画運営
カルチャーPJの発足背景にも関連しますが、以下のような目的から月に1度オンラインで開催をしています。
カルチャーメンバーで司会進行やファシリテーション、コミュニケーション活性のための企画を考えます。
意識しているポイントは、月に1度の全員が集まる貴重な機会なので、どうしたら会社の考えがきちんとみんなに届くのか、話しやすい雰囲気になっているか、発言するハードルが上がっていないか、を考えています。
また、半期に1度程度は東京オフィスでの開催もしており、出社可能なメンバー同士でオフラインでの交流ができる機会となっています。
前月行った全体会をチラ見せ
先月行った全体会の内容であるオンライン運動会の様子を一部紹介したいと思います。
結果からお伝えすると、これがめちゃくちゃ盛り上がりました🎉!!
人数が多いリモート会議の場は何かとシーンとなりがちですが、この日はメンバーからリアクションも多数あり、カルチャーPJの目標である発言するハードルが下がるに1歩近づいたように感じました。
ではオンライン運動会について少しばかりチラ見せします👀
ざっくりこんな感じの内容になっており、アジケの場合は、チームではなく個人でポイントを計算し1人の優勝者を決める形で行いました。
オンライン運動会について詳しく知りたい方はこちらから。
1つ目の競技はアジケメンバーの個人クイズとして5名にクイズを考えていただきました!
クイズの内容や答えにその人の個性が出ており、会話の糸口になったり、人となりを知ることで会話するハードルが下がることを狙いとしていました。
2つ目の競技はお家で借り物競走です。しりとりと借り物競走を組み合わせた競技で、”スマホ”を持ってきたら、次の人は”ほ”から始まる何かをお家から探して持ってくると言った内容です!
これはチームを作り、借り物競走1周分のタイムを競いました!
この運動会で見事優勝したアジケメンバーは後日、代表の梅本からラジオ社内報(ベタ褒め回)の出演権をゲットしておりました😊
運動会なので細かいルール決めは大変でしたが、終わった後に「楽しかった!」「ありがとう!」などの声が聞けると私たちの活力になります!
②行動指針浸透のための施策検討/運用
マーケティングの5A理論に則り、行動指針の浸透を進めています。
アジケは5Aを順番通りに進めることに重きを置いていないため、認知→訴求フェーズに移行するための施策以外にも、違う視点の施策も検討、運用しPDCAサイクルを回しています。
意識しているポイントは
どうしたら行動指針が日々の業務に生かされ、チームとして強くなっていけるか、個人の成長に繋がるのかを考えます。
全体会の運用と比べると少々難しくお硬いこともやっているんだなーと思ってください。笑
この陰陽とも思える2つのことに日々取り組んでアジケのカルチャーモデルを作っています。
Gather Townをチラ見せ
カルチャーPJの取り組みの番外編としてアジケのGather Townを一部紹介させてください😊
アジケではフルリモート環境においてのコミュニケーションツールとしてGatherを導入しています。
リモート環境において、雑談の減少、話しかけるハードルが上がる、と言ったデメリットが発生しますが、Gatherはこれらを払拭してくれるツールと言っても過言ではありません。
また高頻度でアップデートがかかっており、機能が充実するのはもちろん季節に合わせた装飾を楽しめるのが味気あるポイントとなっています。
10月も下旬ということで、お化けが増えたり、カボチャがたくさんおいてあったり、紅葉が楽しめたり…と遊び心満点なオフィスになっています🎃🍁
Gatherの導入やオフィスデザインについて、もう少し詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください!
カルチャーPJに参加してみて
実際に半年間活動してみて、アジケの文化醸成進捗度合いとしては、5A理論上だと訴求フェーズだと感じています。
早いのか、遅いのかと言われると正直わかりかねますが、カルチャーPJの活動は会社としても、個人としても成長している実感があり、やってよかったと感じています。
個人の成長
カルチャーPJの活動を通して個人的に伸びたスキル、得た経験は以下です。
・会議内で発言量が増えた
・自分の意見を言語化して伝えるスキルが上がった
・ファシリテーションの経験を積むことができた
・具体的なアイデア出しの訓練
・議論の発散と収束のやり方
これらは実際のPJにつながる内容でもあるため、毎週経験を積んでいける場所があるのはとても貴重だと感じています。
難しいこと
いくらカルチャーPJでWSやイベントを考えたとしても、そこでメンバーが本音を話しているのか?本当にいいと思ってくれているのか?を測ることや、本音を引き出す工夫を考えるのが難しいところです。
例えば、メンバーのエンゲージメントを測るアンケートの文面は答えやすか?本音を聞き出せるような内容になっているか?などです。
実際に行っている工夫の1つとして、まずはカルチャーPJで企画を試しに行いやってみてどうだったか?工夫できる点はあるか?を議論して企画を磨いていっているくらいでしょうか…
これはどの企業も同じ壁に当たるのではないかと思い、どのような工夫をしているのか知りたいところです。
生活は変わった?
記事の冒頭でお話しした、私がカルチャーPJに参加した理由としてフルリモート環境に気が滅入っていたことについて、その後生活は変わったのか?というと激変とは言わずとも月1の全体会の場や、カルチャーPJとして常に社内のことを考えていける環境に身を置いているからこそ、会社としてのチーム感を感じることができています。
オフラインで会える機会もあるので、そこは大きなイベントとして振る舞いメンバー全員の楽しみにもなっています🎉
カルチャーPJは何を1番大切にしているのか?
昨今、様々な企業が会社のカルチャーづくりに注力しており、アジケもその中の1社として、現にカルチャーPJが発足しました。
様々なことを行っていますが、当然のことながら、すぐに結果は出ないし、会社の文化醸成は到底わたしたちだけの力ではなし得ません。
いかにアジケ全員を巻き込んでいくかの仕組み作りも重要ですが、アジケのカルチャーPJは社員(人)のことを考えていくことに1番重きを置いて活動しています。
そして、私たちのミッションである人にとって豊かな体験をデザインすることで、「味気ある世の中」をつくる を体現し社会に貢献していければ本望です。
🤝メンバーを募集しています!【ストーリーを実現するUXデザインカンパニー|アジケ】✒️
現在、アジケでは、一緒に”人にとって豊かな体験をデザインすることで、「味気ある世の中」をつくる ”同志を募集しています!
<働き方>
・フルリモートOK
・フレックスタイム制
<現在募集中のポジション>
・1人目カスタマーサクセス
・リードエンジニア(テックリード)
<アジケってどんな会社?を3分でお伝えします>
<数字で見るアジケ紹介 〜こんな社員が働いています〜>
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