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世界のエントロピーは低下する

世界は秩序の中に静けさを求め、やがて時は巻き戻る。

などという妄想をしていたけれども、エントロピーが低下することはなく、部屋の中にいれば静かでも、よく見れば世界はどんどん乱雑になっていく。しかし引きこもり生活も1か月半になろうという今日、仕事で持ち込まれるトラブルや無理難題や面倒くさい相談はすべてメールという文字の形をしており、ややもすると世界は文字でできているのかと錯覚してしまう。文字ならば何とでもなるけれど、残念ながら世界は文字ではない。ここまで何の意味もない手癖の文章。

ところで、そろそろテレワーク生活も終盤にさしかかろうとしておりますので、ここまででテレワークでよかったこと・つらかったことをまとめます。総じて快適だったため、コロナで世の中が非常に大変な状況になっていることとは別の話として、こういう働き方がちゃんと機能するという前例を作れたことはよかったな...としみじみ思ってたりします。

<よかったこと>
対人ストレスが少ない。やや具体的に言うと、これ対面だったら罵り合いのけんかになってただろ案件、絶対これ相手キレてるだろ案件、むしろ私がキレてる案件、等がすべて基本メールでやり取りされるため、いくらか強制クールダウンされます。素晴らしい。ちなみに毎年この時期は繁忙期で、だいたい毎日誰かと喧嘩してる。
・通勤時間を家事や読書にあてられる。往復2時間かかるので結構でかい。
・昼間でないとできない家事ができる。洗濯物を外に干す、布団を干す等。
・昼食をコンビニで買わずに自炊しているためお金がかからない。

<つらいこと>
・運動不足。いや、前から運動しない人間だったけど、それでも1日1万歩は余裕で歩いていたのが、意識して散歩とかしないと半分くらいになる。確実に体力なくなってる。
・世界は文字でできている気がしてくる。
対人ストレスが軽減され過ぎて原稿が進まない。知ってたけど、私わりと世の中に対するストレスや憎しみやアレやソレを原動力に文章書くタイプの人間だった。

あと、意外と時間ないんだよな...と思ったけど、こうして書いてみると、浮いた時間は通勤の2時間分だけだし、その時間はもう普段できてなかったことに宛ててるので、余裕が生まれるわけではなかったのでした。

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