初めての厚底カーボンシューズは「NIKEズームフライ」がおすすめ!2シーズン使用した感想とおすすめする理由
この記事では、私が2シーズン(約2年間)愛用している厚底カーボンシューズ「NIKEズームフライ」について紹介させていただきます。
「マラソンでサブ4やサブ3.5を目指している方」や「1足目の厚底カーボンシューズ購入を検討している方」にとてもお勧めしたいシューズです。
私はこのシューズを使って「マラソン サブ3.5」や「ハーフマラソン サブ1.5」を達成することができました。
それでは、ズームフライの特徴や使用感、おすすめする理由について紹介します。
ズームフライの特徴
大きな特徴としては、ミッドソールにカーボンファイバープレートや「ZOOM X フォーム(Nikeで最も反発力が高いフォーム)」が使用されているところです。フォームを直訳すると「形状」という意味で、よりスピード追求した形状設計になっていると理解しています。
これらの材料や技術は、トップアスリートがレースで使用する上位モデル「ヴェイパーフライ」や「アルファフライ」にも使われています。
上位モデルとの主な違いとしては2つあり、1つ目は「カーボンファイバープレートがやや柔らかいものが使用されている」ことです。
ヴェイパーフライに使用されている硬いプレートは反発性こそ高いですが、曲げるための筋力が必要となります。そのため適用できるランナーが限定されます。
ズームフライであれば、私のような初級者、中級者レベルのランナーでも、十分にプレートのポテンシャルを活かして走ることができます。
(↓ヴェイパーが硬いプレートを使っていると考えた根拠)
2つ目は前足部とヒールの幅がやや広めになっていること」です。
上位モデルは軽量化のためにシューズ底面の幅を小さく設計しています。そのため接地時に横ブレ(横にグラつく感覚)が発生しやすく、ランナー自らの筋力で走りを安定させる必要があります。
一方、ズームフライはシューズ底面の幅が広いため、安定性が高く履きやすいシューズとなっています。
使用感
これまで紹介した特徴なども踏まえて実際の使用感について7つの観点(①反発性 ②軽さ ③安定性 ④クッション性 ⑤快適性 ⑥耐久性 ⑦価格)から紹介します。
①反発性
ミッドフット接地の私でも、十分に反発性を感じることが出来ました。ソールも程よく柔らかいため、走りやすいです。
ペガサスで走る時と比較すると5秒/km以上ペースが上がるような感覚がします。
②軽さ
レース用にしてはやや重めです。調べたところペガサス41とほぼ同様の重さのようです。普段軽いシューズを使っている方は少し重さが気になるかもしれません。
③安定性
薄底シューズと比べると、どうしても接地時に横にグラつく感じがあります。何回か履けば気にならなくなると思います。
④クッション性
クッション性は十分です。距離の長いマラソンやハーフマラソンにとても向いているシューズだと思います。
⑤快適性(通気性、フィット感、サイズ感)
通気性、フィット感についても問題ありません。走っていて蒸れが気になることはありませんでした。
サイズ感については通常時と同じで良いと思います。
⑥耐久性
非常に高いと思います。2年間で約250km以上(フル2回、ハーフ3回、ロング走、ポイント練)使っていますが、まだまだ使えます。
⑦価格
定価は2万円弱ですが、型落ちであれば店舗で安く売られていることが多いです。私は1万3千円くらいで購入しました。お探しの場合は一度店舗や通販で確認すると良いと思います。
まとめ
・ズームフライは高い機能性や汎用性があり、1足目の厚底カーボンシューズにとてもお勧め。
・購入したい場合は、店舗で安く販売されている可能性があるので、1度確認することがお勧め。
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シューズの詳細や上位モデルとの違いについては下記サイトが参考になります。