ウィーンの鮭フレーク
noteを始めて一発目の記事がこれでいいのか少々不安ですが、とりあえず本日起きたことを記載しておきたく、ここに至ります。
ウィーンのスーパーマーケット
職探し中なので、ドイツ語の勉強と家事以外特にすることがなく、日々散歩を2時間するという優雅な生活っぷりを発揮しているのですが、そんな散歩のクライマックスはスーパーマーケット。
ウィーンって、コンビニがないからなのか、スーパーの数が多く、私の住んでいる周りだと、5分歩けば4つのスーパーがあるほど。
すごい便利じゃん!なんて思っている方もいらっしゃると思いますが、便利なのは平日の18時までで、土曜もお昼までしかやっていないお店も多いし、日曜は完全に閉っています。
ドイツなどの他のヨーロッパ地域もそうですが、日曜日は徹底的に皆さんお休みになられるんですよね。不便だなと思うこともありますが、労働者観点でいうと、人間らしくていいことだよなとも思います。
ウィーンのスーパーは、現在は以下の5つに大別されます。
・Spar系(Spar, spar gourmet, Spar international )
・Lidl
・Penny markt
・Hofer
・Billa 系( Billa, Billa plus)
場所によっては、このほかにUnimarktもありますし、トルコ系、アジア系、ロシア系スーパーを足すと、結構な種類になります。
一般的に、LidleとHoferはdiscountショップで、Pennyもそのレベル。Sparは安いけどそれなりにいいものがあり(義理の母おすすめ)、Billaは良いものだけど、値段もそこそこする成城石井といった感じです。
我が家は、青物野菜と生鮮食品はBillaかSpar、根菜と缶詰はHofer、鶏肉はトルコ系スーパーみたいな棲み分けです。
グルメ系スーパーの鮭フレーク
先日、日課の散歩帰りにspar gourmetに初めて寄ったのですが、さすがgroumetという名だけであって、ほかのスーパーになかなか置いてないものがありました。その中で今回購入したのはこちら↓
鮭フレークもどき。
お米と鮭が大好物な私は、おにぎりに最適な鮭を探しに、常にお魚をチェックしております。今回は瓶詰になっている 鮭フレークの塩漬け を購入しました。
お味はというと…
おっ!!!鮭の味がする!しかし…しょっぱい!
とはいえ、少量をごはんに混ぜて、おにぎりを作るとおいしそうなので、購入してよかったなと思う一品でした。
なお、お値段は1.7ユーロくらい。なので、200円ちょい。個人的には十分ありな値段だな、と思いました。
少し気になったのは、製造や販売元がチロル地方の会社ってあたり。チロル地方は、アルプスの風光明媚な景色やスキーが有名な地域なのですが、こういう工場もあるんですね。
余談ですが、現地の友人がブルゲンランド州(ウィーンの東にある州)の工場で働いていて、チロル(Tirol)地方で働いていた同僚がブルゲンランドの工場は給料が低くくてやってられない!と言ってすぐに辞めたと言っていました。
どうやら、山間のチロル地方は住めるところが少ないため、生活するのにお金がかかるそうです。なので、必然的に給料も高いとのこと。
なんだか、おもしろい格差ですよね。
オーストリアの地図
チロル地方ってどこだよ?と思った方も多いかと思うので、マップを載せておきます。イタリアとの国境で、オーストリアをゲゲゲの鬼太郎の一反もめんに例えると、しっぽの方です。(ただし、しっぽの最先端はフォラルベルグ州)世界史が好きな方にはお馴染みの地域で、戦争の影響で所属する国がいろいろと変わった場所です。中世が好きな方は、ハプスブルグにも関わりがあるのでご存じかも?!
(出典:https://mapcruzin.com/free-austria-maps.htm )
本日はここまで。
Auf wiedersehen (アウフ ヴィダズィン) さようなら!
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