視点を変えてみる_2023年10-11月@階上中学校
プロジェクト探究部活動LOG_2023年10-11月
階上中学校にて、第4回〜6回のプロジェクト探究部を実施しました。
第4回
今回は、それぞれのテーマ・問いも決まり、活動も進んでいくなかでお互いのプロジェクトを共有しあい、疑問を投げかけたりする時間にしました。
同じように授業を受けていたり、一緒の時間に活動をしていても、実はお互いの活動やそれに対する想いなどを知らないことがよくあります。周りの友達の活動を聞いて刺激を受けたり、一緒にできるかもという気づきがあると探究のサイクルも加速していきます。
「誰に向けて発信するの?」「それは自分でもやってみる予定はある?」など、自然とお互いのテーマについて質問を投げ合う様子も見られました。
第5回
活動を始めて早々、「避難所でも小さい子どもが楽しく過ごすには」をテーマに探究している生徒が、手作りの新聞紙手毬を見せてくれました。避難所にありそうなもので出来るおもちゃを考えたそうです。工作に取り組むなかで、誰でもできるように折り方を動画に撮影するというアイディアが飛び出しました!
実際に行動してみるなかで、なにが必要か、ターゲットにとってどんなものがあるとよいかを考えたうえで探究のサイクルをしっかり回している様子が伺えます。コーディネーターサポートのもと、実際に動画作成にもチャレンジしてみました。
第6回
気仙沼の魅力を発信するために、気仙沼の食材を使って四季ごとのレシピを考案している生徒は、レシピのリーフレットを作成していました。これまでに料理を実際に自分自身で作ってみて、材料も作り方もオリジナルの力作です。
完成したリーフレットがこちら。どれも美味しそうなラインナップです。
・春:気仙沼いちごのミルク寒天
・夏:メカジキチャーハン
・秋:モウカザメのガーリックステーキ
・冬:ウマヅラハギの煮付け
階上中プロ探部に所属する3人は、自分の好きなことを届けたい人を具体的にイメージしながら、そしてなによりも楽しみながら活動している姿が印象的でした。
(文・気仙沼市探究学習コーディネーター 渡邊 国権)
【参考記事】