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夏のアクションプランを共有しよう!_探究学習塾ナミカゼ#7

日付(所要時間):2024年8月21日(計90分)
場所:気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ
学年(人数):1-3学年有志(計7名)
概要:探究学習塾ナミカゼ2024 第7回目 
コーディネーター:加藤・成宮・永峰・三浦

気づけば8月後半。夏休みもあっという間に終わりを迎えました。
ナミカゼ生も部活に勉強、探究活動と忙しい日々を過ごしていたようです。

今回のテーマは「夏のアクションプランを共有しよう!」
コーディネーター・大学生・ナミカゼ生が混ざったグループを3つ作り、グループごとに、第5回ナミカゼで立てたアクションプランについて共有し合いました。

話すと見えてくること

グループ分けをし、早速対話の時間に移ります。ですが、ナミカゼ生はどこか不安そうな様子でした。
「忙しくて思ったより動けなかった…。」「きっと他の人より全然できてない。話せることは特にないです。」といったネガティブな感情から対話が始まりました。

しかし、コーディネーターや大学生からの問いに答えていくと、「それめっちゃやってるじゃん!」「いいね!あの時から考えが深まっている!」など、前向きなリアクションが聞こえてきました。どの高校生も、少しずつそれぞれの一歩を踏み出していました。
気付けば、どのグループも楽しそうに対話している姿が印象的でした。

一人で進めていると、どうしても周りと比較したり、進み具合に不安を抱いたりしてしまいます。ですが、誰かに話すことで、自分の立ち位置を客観視でき、小さくても自分の成長を感じることができたようです。

チェックアウトの感想では、こんなコメントがありました。

  • 考え、悩み、想いを皆さんに聞いていただいて、言葉にすることで整理することができました。自分が何をしたいのか、自分でも知ることができなかった面もあったので、気づきも多くあったと思います。そして、皆さんから意見をいただく中で、一歩踏み出す勇気がでました! やりたいこと、どんどんやってみたいと思います。

  • 自分の探究と学校の研究を両立できるか不安だったけど今日の話し合いをして不安が少なくなったのでよかった。

  • 頭の中でぼんやりと考えていた探究のアイディアが口に出してみるとはっきりしてすごくいい機会だった。 想いを口に出すのがすごく楽しかった。

一人で考えて動くだけでは、時に視点が狭くなってしまうことがあります。
これからもナミカゼで大切にしている「対話」を取り入れながら、高校生のプロジェクトをサポートしていきたいと強く感じた回となりました。

(文・気仙沼学びの産官学コンソーシアム 三浦亜美)

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