商品開発してみました!
2年生の授業に入りました。
大谷中では、「海と生きる大谷地区がより活気づくためのプロジェクトを提案し、行動しよう」というミッションのもと、探究を進めています。
前回伺った際は、大谷に人が来てくれるにはどうしたらいいんだろう…?と、課題はあるものの、具体的なアイディアを出せずにいました。
しかし、夏休みやこれまでの活動でグループごとにアクションを起こし、実践をした上でリフレクション(振り返り)と今後に向けての話し合いを行っていました。
「具体的にどんなことをしたの?」と聞くと、みんな自慢げに教えてくれます。
あるグループは、学校で食品開発としてメカジキやマンボウを使った調理を行なったようです。
また、別のグループはメカジキの吻を使ってキーホルダーを作っていました。綺麗にデコレーションされ、とても可愛らしいデザインです。
今回、地域の大人や企業さんから協力いただきアクションを行なっていました。
行動を起こしたことは、本当に素晴らしいことです。
しかし、ここで探究は終わりではありません!
この商品を、誰にどのように届けたら私たちの課題は解決するのか?を考える必要がでてきます。
外の人って、一体どんな人なんだろう?
何をしに気仙沼に来てくれるんだろう?
新たな問いがたくさん出てきます。モヤモヤ。ぐるぐる…。
ですが、実際に自分たちでアクションを起こした生徒たちは、次なるミッションに対しても、どこかワクワクしている様子を受けました。
自分たちの中に「できた!」が増えると、どんどん楽しくなっていくのかもしれません。
次はどんな進化を遂げているでしょうか。
同時期に色んな学校に入って生徒の様子を知れる、探究学習コーディネーターならではの特権です。
(文・探究学習コーディネーター 三浦亜美)
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