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夏休みのアクション、何する?_探究学習塾ナミカゼ#5

日付(所要時間):2024年7月22日(計90分)
場所:気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ
学年(人数):1-3学年有志(計13名)
概要:探究学習塾ナミカゼ2024 第5回目 
コーディネーター:加藤・成宮・渡邊・三浦

ナミカゼ第5回の実施日は、7月22日。
高校生たちにとっては、ちょうど夏休みを来週に控えた(もしくは、学校によっては夏休みに突入した)タイミングでした。

今回は「夏のアクションプランを立てよう!」と題して、夏休みを目の前に控えたナミカゼ生たちと、夏のアクションを深ぼる会を実施しました!

アクションプランを立てる前に。


アクションプランを立てるといっても、まずは「どんなアクションを行ったらいいのか?」が、まだ不明瞭なナミカゼ生がほとんど。

そんな中で、まずはそれぞれの問いに向けた「調査の仕方」について、インプットの時間を設けました。

探究の進め方は、ざっくり分けると2種類の方向性があります。
それは、「検証型調査」と「探索型調査」。

「検証型」は、問いに対する自分なりの仮説を立てた中で、その仮説の正しさを証明するためにデータを集めるという進め方です。
対して「探索型」は、データを集めていく中で、新しく見えてきた可能性やアイディアを見つけていく進め方。

更にそのデータを収集する際にも、2種類の調査方法があることも学びました。それが「定量調査」と「定性調査」です。こちらはよく耳にする方も多いのではないでしょうか。(定量:数値や数量で表せるさま 定性:数値や数量で表せないさま)

いよいよ。アクションプランを立てよう!


調査に関するインプットを行った後は、ナミカゼ生それぞれが自分の探究テーマに沿ったアクションプランを立てていきました。

前回のナミカゼ(第4回「探究テーマを磨こう」)にて、他のナミカゼ生たちから書いてもらった質問・感想をまとめた模造紙を見返しながら、具体的なアクションプランを考えていきます。

こうして可視化をしながら頭の中を整理することで、徐々に「何をいつまでにやるといいのか」という見立てが立っていきました。

みんなの前で宣言しちゃおう!


それぞれがアクションプランを考えた後は、ナミカゼ生4名でグループを組、アクションの共有を行いました。

ナミカゼ生同士で質問や問いを重ね合ったり、「困っていること」に対するアドバイスを行っている様子がたくさん見られました。

今回の感想をご紹介します(一部)

  • 自分の自分の探究テーマがふんわりとしていたが、具体的にどこに行き、誰に何をするのかについて考えることが出来て良かった。

  • この夏は時間があるので、自分の探究したいことをさらに深めていきたいと思った。

  • 先輩たちがどんな探究活動をしてきたのかということや、先輩たちから探究活動に関するアドバイスをもらうことが出来て嬉しかった。


漠然とした「やってみたいな」を実際に一歩踏み出すときは、まわりの協力や応援を感じられると、一歩踏み出しやすくなります。

ナミカゼでは、和気あいあいな雰囲気のなか、ナミカゼ生同士でそれぞれが進めているプロジェクトを応援したり、アドバイスを送り合っています。コーディネーターは、そういった場で高校生たちが活き活きとできるよう、これからもサポートしていきます!

(文・まるオフィスインターン 西村拓真)


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