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【ロジックツリー】ロジカルシンキングの基礎を解説

私は、ロジカルシンキング(論理的思考)よりも感情的思考が強いため、なかなか論理的な思考や説明ができていません。

そこで論理的思考を得るために必要なことについて調べて見つけたのが「ロジックツリー」という手法です。ロジックツリーとは何か、そもそも論理的思考とはどういうことかを説明します。


■そもそもロジカルシンキング(論理的思考)とは?

簡単にですが、ロジカルシンキングについても触れます。
ロジカルシンキングとは、物事を論理的、体系的に整理し、筋道を立てて考える思考法です。

Aという事象とBという事象の「因果関係」「包含関係」を整理することが需要となります。

①因果関係(原因と結果)
A→B Aが起きるとBが起きる
B→A Bが起きるとAが起きる
A B AとBの間には因果関係がない

(例)
(A)雨が降る→(B)傘をさす 〇 因果関係が成立
(B)傘をさす→(A)雨が降る ✕ 因果関係は不成立

②包含関係
A>B Aの中にBがある
B>A の中にAがある
A B AとBの間には包含関係がない

(例)
(A)売上>(B)店舗の売上 〇 包含関係が成立
(B)店舗の売上>(A)売上 ✕ 包含関係は不成立

ここまでロジカルシンキングの簡単な説明をしてきましたが、本題の「ロジックツリー」とは何かをここから説明していきます。


■ロジックツリーとは?

ロジックツリーとは、とあるテーマに基づいた関連のあるキーワードをつなげていくものです。

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この形式の図は見たことがあるかと思いますが、こうした繋げ方をしていくと、関連のないキーワードや要素が繋がらないため、ロジカルな思考で物事を整理していくことができます。

では、このロジックツリーはどこで使うのでしょうか?
ビジネスで考えると、企業の課題に対する解決策を見つけることに役立ちます。


■企業の課題を解決するロジックツリー

例えば、楽器屋さんで「売上が上がらない」という課題を持っていたとします。
この場合、課題となるのは「売上」のため、ロジックツリーのテーマを「売上」にします。

「売上」には、店舗販売の売上・オンラインショップの売上・音楽スクールの売上に分けることができます。

では、店舗販売の売上を作っている要素は「来客数」「購入率」「顧客単価」と分けることができ、どこが課題となるのか見ていくことができます。

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ビジネスの場合は、この中で最もインパクトの大きい部分から優先して改善施策を行っていきます。


このようにロジックツリーを作ることで、課題の原因が要素を分解することで見えてきます。
今回はビジネスで例えましたが、私生活でも「貯金ができない」という課題に対してロジックツリーを使いロジカルに分析をしていくと、貯金ができるようになるかもしれません。


■まとめ

ロジックツリーとは、物事を論理的に考えていくためにサポートしてくれる手段の一つで、課題に対する原因・解決策を見つけやすくしてくれるツールです。

ぜひご自身の課題に当てはめて分析・解決してみてください。

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