とにかくメモに書きまくれ!「ゼロ秒思考」
29万部売れたベストセラー「ゼロ秒思考」ずっと気になっていました。
また、本を読むビジネス書は読むのに時間がかかってしまうので、30分程度にまとめられた動画を見て、内容を把握しました。
どういう内容だったのか、整理してまとめます。
■心当たりはありませんか?
あなたは仕事で一生懸命考えているつもりでもなかなか結論を出せず、時間をかけても深堀りできずに堂々めぐりになってしまうことはありませんか?
「考えが浅い」「もっとよく考えて」と言われ深く考えることを求められていることは分かりますが、どうしたらいいのか分からないことはありませんか?
深く考えることができたら、素晴らしいことができるような気もしますが、深く考える具体的な方法を知らない人が多いといいます。
■深く考える方法
結論からお伝えします。
深く考えるには下記を実施するとできるようになります。
◎頭に浮かぶことを次々とメモに書く
・A4 の紙に1件1ページで書く
・1ページを1分以内にさっと書く
・毎日10ページ書く
これをすることで、最も基本的な「考える力」を鍛えられるそうです。
筆者は、頭に浮かぶことを次々とメモに書くというシンプルな方法で頭が良くなり、深く考えられるようになり、圧倒的に仕事ができるようになり、さらに不必要な苦しみから少なからず解放されて生きていくことができると述べています。
■「考える時間が長ければ、良い成果が出せる」は間違い
あなたはじっくり考えるタイプでしょうか?
それとも、即決即断できるタイプでしょうか?
多くの人はじっくり考えて、より良い方法を探すと思います。
ここで知っておく必要があるのは「時間をかければかけただけの成果が出るわけではない」ということです。
実は、仕事ができる人や経営者は即決即断タイプが多いそうです。
ゆっくりと考える人が多い中、高速で動き大きな成果を出しています。
時間を1分も無駄にせず、素早いスピードで情報収集から意思決定まで行い、アクションに移しています。
しかも、企画書など数時間で仕上げ、時間をかければかけるほど良い成果物を出します。
ただ、これはほんの一部の人だけです。
多くの人は、「考える時間の長さ」に対して「アウトプットの量・成果」は比例しないことが多いです。
■仕事ができる人はなぜ即決即断ができるのか
優れた経営者や優れたリーダーはどうして即決即断ができるのでしょうか?
それは、普段からその問題について考えているからです。
必要な情報収集も怠らず、常に感度が高く、アンテナが強力に立っているからです。
その分野の専門家とのネットワークも豊富で、信頼できる相談相手が何人もいます。
さらに最善のシナリオ、最悪のシナリオも常に考えています。
常に臨戦態勢であるからこそ、慎重でいながら正確でかつ迅速な行動ができるのです。
まさに「ゼロ秒思考」ができているのです。
■ゼロ秒思考とは?
ゼロ秒思考とは、もやもやした気持ちをその場で言葉にし、考えを深められるようになると、考えが進むだけではなく、どんどんスピードアップしていきます。
生産性は数倍~数十倍にも上がります。
課題が整理され、問題の本質が見えることで本質的な解決策が分かるようになります。
問題の本質と全体像を押さえた確実な対策が打てるようになります。
こうした思考の質とスピード、双方の到達点が「ゼロ秒思考」です。
◎ゼロ秒思考とは
瞬時に現状を認識し、瞬時に課題を整理し、瞬時に解決策を考えて、瞬時にどう動くべきかを意思決定できることです。
■ゼロ秒思考を身に付ける
仕事ができる人になり、日常的な悩みに苦しむことがなくなる、そんなゼロ秒思考を身に付ける方法は「メモ書き」をすることです。
メモ書きは、強張った頭をほぐす柔軟体操で、頭を鍛える手軽な練習方法です。
頭がどんどん動くようになり、気持ちも整理されます。
メモ書きによって誰もがこの境地に早く至ることができる筆者は述べています。
自分でも驚くほど頭の回転が速くなるんです!
■メモの書き方
メモを書くにもポイントがあります。
◎メモ書きのポイント
・A4 用紙を横向き
・1件1ページ
・1ページに4~6行
・各行20~30字
・1ページを1分以内
・毎日10ページ
A4 用紙の左上に「タイトル」を書き下線を引き、右上に「年月日」を書きます。
タイトルはなんでもOKです。
例えば、「仕事のスピードを上げるには」「自分は本当は何がしたいのか」「今月必ず実施すること」等頭に浮かんだことをタイトルにしましょう。
人に見せるものではないので、頭に浮かんだフレーズを左上にサッと書きましょう。
本文は4~6行を原則としていますが、最初は頑張って3行は書くようにしましょう。
タイトルから日付、本文までを1分で書きましょう。
これを1日10回行い、継続することで思考力が付くと言います。
■まとめ
考えれば考えるだけ良い成果物が出せるわけではないことを理解し、思考力をつけるために有効な「メモ書き」を実践することで深く考える力が身につきます。
3週間継続するだけでもある程度効果が得られると筆者は言います。
毎日note 書いている方は一緒に10分プラスで実践してみてください!
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