河口琢磨

舞台芸術家。主に演出と照明。1年の約3分の1は演劇非常勤講師。

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「河口演劇」新しい創作方法の記録

1)「オセロー」を読む 2)人物相関図を作成 3)「オセロー」の悲劇や悲劇性について考える ※今回出た悲劇性は、「自分を見失い真実を見れなかった事」「加害者と被害者のオセロー」など 4)現代(現実世界)に起こる悲劇を考える 5)「オセロー」から連想されるワードを書き出し、そこから更に連想を重ね、マインドマップを作成 6)マインドマップから気になるワードを選び、それをキーワードにしてエチュードを行う 7)人物相関図と悲劇性とマインドマップを使って、オリジナルの物語を作成 8)オ

    • 『河口演劇』と『もしイタ』の雑感

      2022年3月20日、『もしイタ~もし高校野球の女子マネージャーが青森の「イタコ」を呼んだら~』無事に終了しました。 観劇下さった皆様、ありがとうございました。 さて、勝手に今回の「稽古から本番」を僕は第三期目と呼んでいて、色んな条件が重なり、この第三期目が、このチームでの集大成に値する本番になったと思います。 そんなコトを書き始めたら止まらなくなったので、色んなコトを忘れない為に、雑感としてnoteに書き残しておくコトにしました。 ____ まず、本番を観て、久し振り

      • 演劇ワークショップ(試作段階)

        安住の地の金沢公演から帰ってきた翌日、僕主催のWS(の試作段階)をP-actで開催しました。 参加者は、4つの違う所から集まった、俳優やその卵達で、最初の20分は「水を打ったような静けさ」とはこの事だ!という状態から始まりました。 実は僕は、そのなんとも言えない緊張感ある静けさ、嫌いじゃないです(笑) +++ さて、内容は、約9割エチュードで、少しずつルールが増えていくゲーム感覚なWSです。 基本は2チーム制。随時チーム変えあり。 1)新聞から気になるワードを出す。

        • 河口演劇メモ

          2022年1月14日 1)あなたがいて、わたしがいる。 2)骨で立つ。 3)影響を与える。影響を受ける。 4)風のエチュード 5)水のエチュード 6)エネルギーのベクトル 7)観客と芝居しない。 8)相手役の向こう側に観客がいる。 9)コトバは針で刺し通すように。 10)他者の力を利用する。自分の力だけで何とかしない。 11)役に身体を貸す。または役に身体を捧げる。 12)自他共栄 13)他者を信じる。 14)役と対話する。 15)空気は吸うもの。空気は読まない。 16)時

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        • 演出ノート
          5本