デザインを勉強したら、息子の絵本がめちゃ面白くなった話
最近はデザインについて、書籍や動画で学んでいる。
もともとの専門領域はSEOを中心とした集客なので、デザインについては素人みないなもの。もともとセンスがあるわけでもなく、ウェブ制作などはデザイナーさんにおんぶにだっこです。
とはいえ、今はどんな仕事をするにしてもデザインを無視することは出来ないので、そろそろ勉強しないとな〜的なノリで始めてみました。
そこで気づいたのは「学びが何でも無いようなことを楽しくさせてくれる」というものです。
息子の絵本がめちゃ面白くなった
僕には1歳8ヶ月の息子がいます。この世代の男の子の鉄板パターンである、「はたらく自動車」が大好き。パトカーや救急車やショベルカーなどの事です。
(なかでも息子の”推しメン”はコンクリートミキサー車)
(激シブなセンス)
僕が自宅に買えるととりあえず「はいぃぃぃいぃぃ〜」と言いながら、「はたらく自動車」の図鑑?絵本?みたいなものを持ってきます。
正直この本は100回近く一緒に見ているので、こっちとら飽き飽きしとるわけです。リアクションのパターンもない。
ところがどすこい、デザインを学び始めてみると、そんな見飽きた本がめちゃくちゃ面白く見えてきました。
子供用の本も、デザイン的な工夫やテクニックの宝庫
冷静に考えれば当たり前なのですが、集中力にムラがあり、活字もあまり読めない子供向けの本は、情報をきれいに整理していないと読んでもらえません。
カラーや写真の配置、文字サイズや文字フォントなど、よく見てみると「スゴイわかりやすいな!」というプロの技術に溢れています。
気づけば持ってこられて飽き飽きしていた息子の本を、僕の方が真剣に見ている。
ブチギレている息子を無視して、ページをめくらせないレベルで、細部まで楽しませてもらっています。
目の前に「面白い」はある。学べばそれに気付く
一度は口にしたこと、耳にしたことがあるのではないでしょうか。
うちの地元は何もないからな〜。遊ぶ所もないしな〜。
みたいなセリフ。自分も何度も言ったことがあります。
でもこれって、たぶん「知らないだけ」なんだろうなと思います。
例えばデザインと言う視点を持つだけで、100回読んだ車の図鑑が面白くなる。そのモノ自体は何も変わっていないのに。
なんなら1回目からたいして面白くなかった本。息子に読み聞かせるためだけの機能しかなかった本。
これがちょいと見方を買えるだけで学びになるし面白みがあるし…。
こんな感じで何でも見方や捉え方次第なのだなと感じた朝っぱらでした。
それではまた明日!