基本を繰り返す事の大切さ
先日、オンラインでゆる体操教室のレッスンを受けた。
画面越しに先生の動きを見ながら、リードを受けながらzoomを介しての
受講である。
タクシー運転手に転職してからは通勤スタイルや、生活スタイルが
ガラリと変わり、以前のように毎回教室参加がキツくなってしまったので
この形式がメインとなった。
教室参加とそん色ない効果が有るので、独り旅行の実施中に、旅先の
ホテルでもレッスンを受けた事も有る。
さて、先日のレッスンはどうも初心者の方が来られたらしく、
先生の体操に関する説明もいつも以上に丁寧になっていた。
普通、こういう教室のレッスンって自分的には
「初心者か・・・・、もっと高度な内容の教えを受けたいになあ・・・
足引っ張られるじゃん、これじゃ」
と思ってしまう。
そういえば、思い出したことが有る。
ゆる体操教室ではないが、10年前にダンスを習おうと思い立ち
ダンス教室の体験レッスンを受けまくった事が有る。
有る教室では常連の人たちと同じレッスンを受けることになった。
踊れないこちらとしては、ヒイヒイ言いながら身体動かしていたっけ。
休憩に入るときに、周りの雰囲気が
「何、足引っ張ってんのコイツ」
的な空気を醸し出していたっけ。
まあ、自分の思い込みだったかもしれないが、そういう風に当時の
自分は感じてしまった。
で、ゆる体操教室に於いては、当初自分がベテラン風吹かして
新しく入ってきた人にそういう目で見るのか・・・・と思いきや
そうではなかった。
逆に、初心者向けの丁寧な解説が、普段疎かになりがちな
ゆる体操の基本の大切さを教えてくれることになるのだ。
ゆる体操ってのはホントによくできた体操で、同じ動作でも
奥に進めば進むほど、身体を深化させることが出来るようになっている。
ただ、ベースとしては、先生が初めての方向けに語っておられる
基本的事項・・・気持ちよさを感じる、ダラーっとする・・・・これなくして
ゆる体操が深まることはない。
なので、自分としては
「新人さん、ありがとう」
的な気持ちで一杯になり、気持ち良くレッスンを終えることが出来た。
あー、ありがたい、有難い。
(でも、ホントは、普段の自主練からこういう丁寧さを自分がもってれば
一番イイんだけどね)