俺の人生の振返り 3-3
「ジンセイオワッタ、モウナニモカモテオクレ」
「オレハ、ウマレツキノデキソコナイ」
「ヒトカライジメラレテ、バカニサレテトウゼン」
「オトコトシテモオトッテイル、ゴキブリイカ」
「ヨイコトハソノアトカナラズオキルワルイコトヲヨリヨクアジワウタメノスパイス」
「ヨクナロウトスルナ、ヨクナロウトスルト、ブンザイヲワキマエナイコトニナルカラ
テンバツガクダル」
「イッショウクルシンデイキルコトダ」
「ソレガイヤナライマスグシネ、シネ!ゼツボウニマミレテシネ!!ソレシカ
オマエニハスクイガナイ!!!!」
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30代後半から、ノイズが頭の中で大きくなる。
そのノイズに負けないように、色々と試した。
禅を応用した観念浄化、シータヒーリング、
催眠や、チャネリング、サビリミナル音声・・・・・・
でも、どれも駄目だった。
完全なるジブシー。
そんな目的地が分からない状態だから、
この時、クラブイベントに通うようになり、そこそこ
知り合いも出来たのだが、女性を前にするとどうしても壁を感じてしまう。
いや、自分が壁を作っていたのかな・・・・とにかく話が進まない。
そのうち、クラブイベントの人にも嫌われるようにもなる。
学生時代の仲間は、みな結婚もして家族も作っている。
しかし、俺は一向に這い上がれない。
また、学生時代は一番の黄金期と思っていたが、それも
違っていて、バカにされることで、関わっていたことが分かった。
小さい頃からの繰り返しだ、やられてもやり返せない。
もう50代も目前・・・・・・・・
・・・そんな中、10年以上勤めた派遣先から更新不可となり、
現在、時給が思いっきり下がった派遣先に勤務。
ああ、また過去と同じことを繰り返しながら、これを書いている次第です。
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さて、ここまで書いて、我ながら、良く自殺しなかったもんだと思った。
もしくは、犯罪に走ってムショ行きね。
それでも、生きている理由としては、いくつかある。
まず一つは、
存在理由
というぶれない自分軸を作ると言うことに今取り組んでいること。
もう一つは、自分の根源的欲求
この地獄から這い出て、生きていきたい。
素晴らしい未来に手に入れたい
という事。
・・・・でも、3才の頃の自分が今の俺を見たらなんと思うだろうか・・・
「やっぱり生きててもいいことないんだ、僕は、死ぬしかないか」
と・・・・思うだろうな・・・・・この体たらくでは。
確かに失敗を一杯した。
今回の仕事をクビになったことだって
「やっぱり天罰かな・・・」
って思う。
でも、あの頃の自分が欲しかったもの・・・なんだろう・・・・
それは
「もう大丈夫だよ」
って言葉。
それは
「もう、オマエニハロクデモナイミライシカナイ。イロイロカンガエナクテモ
ダイジョウブダヨ、ダカラ、サッサトシネヨ、コノデキソコナイ」
という意地悪い意味じゃなく
「もう大丈夫だよ」
って純粋な言葉。
あの地獄の鬼としか思えなかった親父でも、
「独りで寝るの怖いから、一緒に寝たい」
とせがむと、同じ布団の中に入れてくれたっけ。
今の俺は、かつての小さい自分にそう寄り添ってあげたい、
心からそう思う。