火事に合った話の後日談
さて、前回の記事で後日談あると書きました。今回はその話を書きたいと思います。
------------------------------------------------------------
「嘘だろ・・・・・マジか・・・・」
思わずつぶやいてしまった。ガスストーブの暖かい風を浴びながら、これからどうしようと思ってしまった。
火事は幸いにも延焼は免れた。壁が少し黒く焦げたが、テレビの後ろ側で目ただない場所だし、元々彼女を部屋に居れる予定もないし(てか、彼女自体出来た試しがないのですが)電気もガスも使える、冬はこれで乗り切れる!!・・・そう思っていたが・・・・
水が出ない!
そう断水になってしまった!!
ウチのアパート、築年齢が古く、特殊な作りになっていて、1階と2階の水道管がどうも別配列になっていたらしい。で、件の火災になった部屋の真上に2階の水道管が配列されていて、火災の水道管が破裂・・・になってしまった。
最低でも1週間は時間がかかるとの事。さあ!困った!!自炊はまず出来ないので、これはまあコンビニ飯で凌ぐしかない。風呂は銭湯があるからまあ大丈夫。問題はトイレ!ウンコしたとき流せないじゃん!
それでなくても、水は何気に使うので、ホントに死活問題になってしまった。幸い、下の住人や大家さんとは普段からコミュニケーションを取りあっていたので、水を分けてもらうことになったわけだが・・・・・
・・・いうても下の住人も大家さんもおじいちゃんだから・・・夜寝るの早い!!俺が帰宅するころにはもう寝ている!!
・・・となると手段は一つ!→近所から調達するしかない。
また幸いなことに、ウチのアパートの近くには神社が有り、そこの社務所には外に水道が有ったのだ、常駐型ではないので、まあ、ペットボトル1本分くらいなら大丈夫だろう・・と最初は思っていた。
しかし、待てよ、あまり利用すると、水道代が馬鹿に跳ね上がっていると怪しまれるかもしれない、それはまずい。という事で別な手段をこうじることに。
またまた幸いなことに、少し遠いが公園があるので、そこから最終的には水君で凌ぐことになった。
夜遅く、ペットボトルやバケツに水をくむ光景はさぞ怪しく見える。犬のおまわりさんに職務質問されたら素直に事情を説明しようと思っていた。・・でも公園の維持費って俺が普段収めている税金からだから、水汲みくらい罰は当たらないないよな~・・・なんてことを思っていた。
・・・しかし、この令和の時代に、核戦争のあとの某世紀末マンガみたいなことを体験するとは思わなかった、いや、おしん生活といってもいいかも(笑)
そんなこんなで水汲みを一週間続けた。
断水は無事解消できた。蛇口をひねると水が出る!トイレで思いっきりウンコが出来る!!
普段当たり前だと思っていた事が、これほど貴重なことだと始めて痛感した瞬間だった。
------------------------------------------------------
というのが、後日談です。ホントにきつかったですが、今だったらネタに出来るので、これはこれでオッケーかなと(大笑)
皆さんも火事には本当に気を付けましょう、というお話でした(・∀・)