俺の人生の振返り 1の幕間
さて、いくらオラついている人が多いとはいえ、進学校である。
ほぼ全員が大学進学である。
親父は行ってほしくなかったが、お袋は学歴が必要だろうというスタンスだった
しかし、共通しているのは
「地元の大学」
である。まあ、当然だよね、学費バカにならないし、下宿費なんかの負担もね。
当時心理学とかも学びたかったし、日本にあるアメリカの大学にも
行きたかったのだが(3,4年になれば向こうの大学に進学するヤツね)
学歴に不利になる・・・という先生の説得により断念。
しかし、親の心子知らずといったもので、海外駄目なら、東京だ!というノリだった。
母方の親せきが東京に居るのも影響が有ったのだろうが
「ここにはない、何処かに行きたい」
という気持ちが大きい。
しかし、もっと大きかったのが、この頃ゲームセンターで格闘ゲームが
流行、それに連動するかのように、K-1などの格闘技も勃興期であり、
サブカルメディアに格闘技が段々世に出てくる時期でもあったのだ。
そのころ、自分は有る一冊の本に出合う。
「喧嘩芸骨法(けんかげいこっぽう)―現代に甦った最強の必殺拳法」
読んで痺れた、もう喧嘩に勝つ!という目的で編み出された技の体系に!
これだ!これを習って自分を今までイジメてきたヤツ返り討ち、倍返しだ!!
でも・・・・道場は・・・東京か!よし!何とか上京するぞ!!
と、まあ、こんな感じである。
因みに心理系の大学は、現役で合格もしていたのだが、
「心理だと、就職に不利だよな、〇〇大学だと不利だから
もう少し上を狙った方がいいのかもしれない」
「・・・もし、親御さんが許すんだったら一浪して、上を目指せばいいんじゃないか。
予備校にもあるぞ、奨学金。学費、入学費無料になるし」
・・・両親と相談→国立目指せればまあ、許す。
で、予備校に高校時代の成績表を提出→特待生制度利用OK!ただし、〇〇大学より上目指せよ。
という事で晴れて浪人。
そして、一浪を経て、大学に合格!
・・・地元の国立大学はどうせ受けても落ちると分かっていたので
敢えて2次試験はスルー(親父、お袋スマン)
東京の大学は、第一志望は落ちたが、第二志望の文学部の史学系に受かった。
これで東京に行ける!最強の格闘技を俺は習うんだ!!
・・・とこの時は意気揚々として、上京してたね。うん・・・・・。