オオバコ 【大葉子】
オオバコ 【大葉子】
【効き目】
咳止め、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんの予防、むくみ、歯痛など
オオバコは最近では、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がんの予防にも有効と分かり、ますます評価が高くなりました。抗脂肝作用もあるとのことで肝臓病対策にも重要視されています。全国どこにでも道端や空き地などで多く見られ採取も容易です。夏に花穂のできた頃に全草を採集して水洗いし日干しして乾燥させて使います。秋になると一本の茎にたくさんの実をつけます。実の中に詰まっている黒い種子を乾燥したものが「車前子」です。これは咳止めの薬としても有名です。漢方で生薬として使われる時は、全草はシャゼンソウ(車前草)、種子はシャゼンシ(車前子)と呼ばれます。荷車や牛車、馬車の通るような道によく繁茂していたことでしょう。これは、オオバコの種子に多糖類が含まれており、水や雨に濡れるとネバネバし、それが動物や人間の足、車の車輪などに付着して運ばれ、あちこちに繁殖していることによります。葉の部分もとても丈夫で、人間に踏まれたくらいでは傷つきません。何ともたくましいオオバコですが、踏みつけられないような場所では他の植物よりも草丈が低いため、陰になって逆に生存競争に負けてしまいます。このようにあえて人や動物がよく通る道に生え、踏みつけられながら育つ植物を「踏み跡植物」といい、オオバコはその代表格なのです。
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※商品サイト
※参考文献一覧
東城百合子、野草と野菜、三笠書房、2019、p20
日本メディカルハーブ協会
https://www.medicalherb.or.jp/archives/182131#:~:text=オオバコの葉を煎じ,有用な植物でもあります%E3%80%82
わかさの秘密
https://himitsu.wakasa.jp/contents/obako/