闇バイトについて5歳児と話した

🙎‍♂️「ねぇねぇ希歩ちゃん。」
🙎‍♀️「なぁに？」
🙎‍♂️「お菓子好きなだけ買ってあげる！」
🙎‍♀️「本当？？やったー！！」
🙎‍♂️「でもその代わり、お友達のお靴をどこかに隠しちゃって」
🙎‍♀️「やだ！」
🙎‍♂️「えっ、いいの？お菓子好きなだけ買ってあげるよ？あとYouTubeも好きなだけ見ていいよ！」
🙎‍♀️「やだ！！！」
🙎‍♂️「どうして？」
🙎‍♀️「だって靴を隠されたら悲しいじゃん」
🙎‍♂️「さすが希歩ちゃん。そうだよね。お菓子もらえるからって、人を傷つけるような事したら悲しいよね。絶対ダメだよね。」

先日朝ごはんを食べながらこんなロープレが始まった。

きっかけ

朝食を食べながらテレビでニュース番組を見ていたら、たまたま「闇バイト」についてのニュースが流れていて、娘の希歩から「闇バイトって何？」という質問をされた事がきっかけだった。

◆闇バイトとは？
高級時計店やジュエリー店やお金持ちの自宅を狙って強盗を働きかけ、その成果に応じて？闇の組織から高額な報酬（バイト代）をもらうというアレ

これを文字通り説明しても5歳児の希歩にはきっと伝わらないと思ったので、希歩の目線に合わせてロープレを仕掛けてみた結果が冒頭の会話だった。

つづき

🙎‍♀️「人が悲しむ事はやっちゃいけないんだよ」
🙎‍♂️「そう！大正解！…でもこの闇バイトをする人達は人が悲しんでも、自分だけよければいいや！って思って、そういうことをしちゃうんだってさ。どう思う？」
🙎‍♀️「ダメだと思う！」
🙎‍♂️「パパもそう思う。希歩ちゃんはもし周りにそういう人がいたらどうする？」
🙎‍♀️「ダメだよ！それは悲しいよ！って教える。」
🙎‍♂️「そうだね。もし気づいたら教えてあげてね。でももし怖くて言えなかったらすぐパパやママに教えてくれる？」
🙎‍♀️「うん！そうする！」

そんな感じでこの話は終わった。

相手が受け取りやすいように

闇バイトで…
強盗が…
高級時計店で…
といっても当然子供には伝わらない。

「子供にはどう表現すれば伝わるだろう？」
「どんな言葉なら理解できるだろう？」
「どんな例え話がイメージしやすいかな？」
そんな事を考えながらロープレを仕掛けてみた。
結果的として5歳の娘が「闇バイト」の構造を理解する事ができた。

今回はたまたま娘（子供）相手のプライベートの例だったが、これは仕事でも自分がサービス提供者であれば「お客様（相手）が受け取りやすい形ってなんだろう？」を考える事と同じだと感じた。
人間関係においてとても重要な事だ。

初心者向けにYouTubeで発信しています

初心者向けトレーナーとして

大人に教えるよりも何も分からない子供に教える時の方が難易度が高いように、経験者に教えるより初心者に運動を教える方が圧倒的に難しい。

だからこそ常日頃から世界一わかりやすく説明できるように「初心者の方の目線・マインド」を想像しながら生活することはとても大切だし、それができれば誰にでも分かりやすく伝えることができるなぁと感じた出来事だった。

ちゃんちゃん。