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【なぜViPro-ヴィプロ-では、「脊柱・骨盤」をメインに考えるのか?】

こんにちは。メディカルフィットネスViPro-ヴィプロ-理学療法士の国沢です。

今回は当施設がなぜ「脊柱・骨盤」をメインに考えているのか?について解説していきます。この記事ではイメージがつきやすいように「脊柱・骨盤」のことを『体幹』という言葉に代用して進めていきますのでよろしくお願いします。

近頃では、大型フィットネスジムだけでなく、「肩こり専門」や「猫背専門」、「ヒップアップ専門」など小規模で何かに特化した施設が増えてきています。その中でも『体幹』や『コア』に特化した施設も多く見受けられるようになりました。当施設は大々的に「体幹専門」とはうたっていませんが、「体幹」から医学点根拠に基づき、メニューを組み立てていきます。

ただ当施設の「体幹」を捉え方は他の施設とは違っているところがあります。もちろん共通の捉え方をしている部分もあります。

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「体幹」に共通する多くの捉え方は、

体幹を鍛えて安定させる。

体の中心である「体幹」がしっかり安定していれば、手足が動かしやすくなりいろいろな動作ができるようになって、そのパフォーマンスが上がってくるという考え方です。逆に「体幹」が不安定で固定されなければ、手足の動きも散漫になり不安定な動きになります。これはイメージしやすいと思います。

なので、「プランク」のような動きを伴わないトレーニングが体幹トレーニングの定番として扱われているのです。

もちろんこれは、誰も疑わない定説で正論だと思います。

しかし実は、当施設では「体幹の安定性」を高めるために体幹を鍛えるのではなく、まずは「体幹の柔軟性」を高めるようにしています。(もちろんフィジカルチェックの結果によります)

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ViPro-ヴィプロ-の「体幹」の捉え方は、

体幹の柔軟性を高めて、安定した体幹を作る。

体幹の運動機能は大きく分けて2つあります。ひとつは「手足への運動を起こす機能」(←これが鍛えて固定されると高まる機能)です。そしてふたつ目が「運動した時の衝撃を吸収する機能」です。この機能が実はとても大切になります。

この「衝撃を吸収する機能」が落ちてくると、それだけで力が出しにくくなったり、手足などの筋肉や関節が固くなってきたりします。

逆に考えると、力が出にくかったり、筋肉や関節に硬さがある方は「体幹の衝撃を吸収する機能」を高めていくと改善していく可能性があります。

そしてその機能は、「体幹の柔軟性」、特には『脊柱や骨盤の柔軟性』が担っていて、脊柱のS字カーブが大切と言われる所以でもあります。

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なので、「衝撃を吸収する機能」がありきの「手足への運動を起こす機能」ということになります。つまり、コンディショニングを行う順序としてまずは「衝撃を吸収する機能」を高める。そして「手足への運動を起こす機能」を高める。となります。

メディカルフィットネスViPro-ヴィプロ-のコンセプトである、「ゆるめる」「整える」「鍛える」はコンディショニングを進めていく順序でもあります。

いきなり強い負荷で鍛えたりはしないので、筋肉をつけたい!と思っている方からすると遠回りのように感じられるかもしれませんが、実は順を追ってトレーンングを進めていく方が、安全に確実にできるので最短ルートだったりもします。


今回も最後までお読みいただきありがとうございました。次回は《なぜViPro-ヴィプロ-の施術はソフトなのか?》について解説していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。理学療法士の資格を有していましたが、病院という枠を出て「予防事業」に取り組んでいます。体はとても大切な資産です。運動習慣と健康習慣の啓蒙をしていき、充実した日々を過ごすサポートをしたいと考えています。