小林市商工観光課

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宮崎県小林市の経営者対象視察ツアー〜企業誘致の取り組み事例〜

宮崎県小林市では、若者雇用の促進に向けた「企業誘致」の取り組みとして、地方での雇用拡大を目指す県外企業の経営者を対象に、「令和4年度現地視察ツアー」を実施しました。1泊2日で行った視察ツアーについてご紹介します。 今回の視察にお招きしたのは、1980年創業のIT企業「株式会社SPEC常務取締役の倉持淳一さん」です。 株式会社SPECは、主にソフトウェア開発やエンジニアリングを行うITソリューションの会社です。常務取締役の倉持さんがマネジメントに携わるICT先制医療事業部は

    • 経営者向け視察ツアー@宮崎県小林市〜5つの進出メリットとは?〜

      「日本のひなた宮崎県」というキャッチフレーズで知られ、一年を通して比較的温暖な気候の宮崎県。南西部に位置する人口約4.4万人の小林市では2022年度現在、IT系スタートアップ企業を含む都市部を本拠地とする企業のサテライトオフィス誘致に力を入れています。 小林市は雄大な霧島連山の恵みを受けた「名水」の地として有名です。ことし行われた全国和牛能力共進会で、4大会連続となる内閣総理大臣賞を受賞した宮崎牛、メロン・ブドウ・梨・キンカン・マンゴー・イチゴといった果物などの農業が盛んで

      • 適度にないことが小林の魅力、宮崎県での起業と移住〜カフェ「musumi」&ゲストハウス「LOOP」オーナー・上岡唯子さんに聞く〜

        LCCのジェットスターが宮崎空港の就航をスタートした2017年からこの5年間、宮崎県小林市にはUIターン人材が続々と起業・創業し、まちを盛り上げています。複合ビル「TENAMU」やコワーキングスペース 「TENOSSE」」など、駅前通りには交流スペースも誕生。かつての空き家には、次々と新たな店舗がオープンしています。駅前通りからすぐ近く、飲食店が軒を連ねる元歯科医院だった空き施設をカフェ&ゲストハウスとして再生し、市民や旅人たちの憩いの場としてコミュニティを築いているオーナー

        • 交流拠点運営で人を繋ぎ、ワーケーション企画でにぎわい創出へ〜株式会社BRIDGE the gap 代表取締役 青野雄介さんが語る〜(後編)

          縁もゆかりもない宮崎県小林市に、地域おこし協力隊として家族とともに移住した青野雄介さん(現・株式会社BRIDGE the gap 代表取締役)に、小林市でのまちづくりプロジェクトについてお話を聞きました。どうして小林市に移住し、なぜ小林市で働こうと決めたかの背景については、以下の前編記事をお読みください。 生産者同士の繋ぎ役という立場で、小林の農業を盛り上げたいと起業を決意した青野さんですが、もう一つ思い描いていたプロジェクトがありました。商店街の中心市街地活性化です。後編

          やってみたい!を一緒に実現する宮崎県小林市のまちづくり〜株式会社BRIDGE the gap 代表取締役 青野雄介さんが語る〜(前編)

          宮崎県小林市を含む西諸地域の西諸弁には、「てなむ」という言葉があります。これは「一緒に」という意味です。 小林市は新しいことに挑戦できる街として、ユニーク移住動画や一風変わったお肉のイベント企画など、さまざまな取り組みをして情報発信をしてきました。外からUIターンしてきた人も地元の人も一緒に、小林市を盛り上げるプロジェクトが進行しています。 一方で、転出超過による人口減少と空き家空き店舗問題も進行中です。 遊休資産を活用した循環型まちづくりを目指し、人が集まり一緒に交流

          やってみたい!を一緒に実現する宮崎県小林市のまちづくり〜株式会社BRIDGE the gap 代表取締役 青野雄介さんが語る〜(前編)

          小林市が企業誘致に取り組む背景〜小林市商工観光課〜

          皆さん、こんにちは。 宮崎県小林市役所経済部商工観光課の山下文章です。 生まれも育ちも小林市ですが、大学進学時に初めて県外へ転出し、祖父が亡くなった時にUターン転職して小林市役所で働き始めました。 小林市役所では「ほけん課」「農業振興課」を経て、現在は経済部の「商工観光課」に所属しています。私が現在、なぜ商工観光課で「企業誘致事業」に取り組んでいるのか、その目的と背景をご紹介したいと思います。 なぜ今、小林市で企業誘致に取り組むのか?小林市は東京(羽田空港)から宮崎空港

          小林市が企業誘致に取り組む背景〜小林市商工観光課〜