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「頭がいい」という印象の部位 31/45

この記事からの流れです ▼▼▼

今日取り上げるのは、下頭頂小葉。
このあたりです ▼▼▼

ここもさまざまな機能を持っている部位ですが、左半球側は言語処理に深く関与しています。
特に、単語と意味を結びつけたり、数の処理を行う言わば『頭のいい』感じの部位です。
頭の中で『頭のいい』というのも、変な感じですが 😊

逆に、右半球側は前頭眼野と結びついて、周囲を注意する機能をになっています。

そして、脳の機能は基本的に損傷によって起きる現象と照らし合わせて推測されます。
この部位が損傷して起きるのは、以下のような機能障害。

・会話はできるが,読み書きができなくなる(失読・失書)
・計算ができなくなる(失算)
・立体的な図形の模写ができない(構成失行)
・左右の区別が困難になる(左右見当識障害)
・自分の指が認識できなくなる(失指)
・服を着ることができなくなる(着衣失行)
・道具の使用や模倣ができなくなる(失行)


ざっと並べましたが、大忙しです 💦
多くの部位が複数の機能をになっていますが、下頭頂小葉は特に多い印象です。
「急ぎの仕事は忙しい人に頼め」と言ったりしますが、そんな感じですね。
忙しい人は、仕事のこなし方を知っているので、あふれた作業も処理ができるという理屈。

ちょっと専門的な動画になりますが、金子唯史さんの解説は情報量満載で、まさに『頭のいい』感じです 😊


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