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自律社会に向かう最初の一歩

ここ数年、いろんな勉強をしてきました。
メタバース、NFT、Web3、生成AI、サイニック理論、MRI・・・

雑多に思えますが、共通しているのは『未来への期待』
単に新しい技術や知識というよりも、「これからの時代」の糸口を探しているのだと思います。
つまり、未来へのコンパスですね。


ひと昔前までは、強い意志で「こっちに行くぞ!」と掛け声をかけるリーダーシップが好まれていました。
しかし、そもそも人類全体がどちらに進むかわからなくなってくると、そのあり方自体がリアリティーを失います。

また、歴史のスパンを長期的に持つことで未来への射程も伸びますから、司馬遼太郎の小説や大河ドラマのフィクショナルなヒーローイズムでは物足らなくなっているのでしょう。
サイニック理論の全時代的な研究への注目は、そうした現象の証左と言えます。


そのサイニック理論では、来年からを『自律社会』と定義づけています。
これまでは『最適化社会』でしたが、それはどちらかというと『最適化される』という受け身の状態でした。
そこから自分の足で歩き始める『自律社会』への移行は、大きな変化と言えます。

何も、最先端である必要はありません。
むしろ、『古き良き時代』のあり方で心の安寧が得られるのであれば、それもまた善し。
ポイントは、その選択を誰かに委ねるのではなく、自分自身で行うということ。

どこからどこまでが何かの『影響』とみなすかは難しい問題ですが、それを深く考えることが自律に向けての最初の一歩となるでしょう。


そろっていることは美しく、違っていることはおもしろい

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