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サイニック理論の何が魅力的なのか?
昨日は、経実会のサイニック理論研究委員会で、発表をしました。
全体まとめを担当したので、時間にして40分。
スライドが完成した段階では60分の内容だったのですが、本来持ち時間は20分なので(笑) 20分ぶんをけずり、20分の追加時間をもらいました。
ともあれ、無事に40分ピッタリで発表を終えられて、安堵。
聞いてくださった方も、とても喜んでくださいました 😊
ところで、「サイニック理論の何が魅力的なのでしょう?」。
ポイントは人それぞれだと思いますが、わたし自身は歴史を『技術』というフィルターで区切っているところだと、あらためて思いました。
学校で習う歴史って、言わば『権力者の歴史』なんですよね。
強い権力を握った人は、おしなべて年号や王朝名を変えるので、それが時代区分になります。
しかし、それはそれでおもしろくはあるものの、自分との距離が遠い。
一方、技術史というのは、はるか昔かつ遠くの場所で考えられたものでも、自分に直結させられます。
たとえば、グーテンベルクの活版印刷術は、もちろんそのままの形ではありませんが、わたしの手元にある書籍までつながっています。
逆に、身のまわりに織田信長にひもづく物なんて、(思いつく限り)何もありません 😊
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つまり『リアリティー』かな、と思います > サイニック理論の魅力
過去に向けての射程がクリアになれば、同じ視線を未来に向けても投げかけられます。
サイニック理論の眼目は『未来予測』なので、本当に求められているのは未来へのまなざし。
そして、その視線の暖かさこそ、サイニック理論のもう一つの魅力だと言えます。
とかく未来予想は悲観的になりがちです。
その方が、賢く見えたり、いろんなものが売りやすかったりするためですが、悲観的なヴィジョンは悲観的な未来を引き寄せます。
サイニック理論の提唱者である、オムロン創業者:立石一真さんの次の言葉は、未来への明るい羅針盤になってくれるでしょう。