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3つ目の「間」を整える方法
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森信三(通称:もりしんぞう)さんは、昭和を代表する哲学者であり、教育者です。
特に有名な教えは『現場再建の三原則』で、「時を守り、場を清め、礼を正す」という教え。
時=時間、場=空間、礼=人間を際しています。
つまり、3つのポイントはいずれも『間』に関係してるんですね。
おかしくなっている現場は、いろんなものの『間=関係性』が乱れていることが原因なので、その状況を『時間をあわせ、空間を整え、人間関係に気を配る』ことで再建しましょうというわけです。
この原則はほぼ普遍的で、いろんな方が自分なりに咀嚼をして説かれています。
たとえば、大前研一さんの指摘。
「人間が変わる方法は三つしかない。一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える、この三つの要素でしか人間は変わらない。」
そして、「決意するだけでは意味がない」と続きます。
さて、以上の3つのうち、時間と空間の変更や調整は比較的簡単です。
もちろん引越しとなれば相応のエネルギーが必要ですが、それでも自分の意志でなんとかできます。
しかし、『付き合う人を変える』というのは難しいんですよね。
まさに、『しがらみ』 😊
しかし、冷や水をかけてくる人と一緒にいるのは得策ではありません。
ことさらその人を悪く言う必要もありませんが、お互いに尊敬できる人や応援してくれる人といる方が、ものごとはうまく運びます。
特に、難しいと思える目標に挑戦する時には、なおさらです。
そうした人間関係のしがらみは、地方が活性化しない原因にもなっていると思います。
田舎の強固な人間関係は暖かくて善い側面もありますが、「逸脱を嫌う」という点では、飛び切りの『冷や水』をかけてくるからです 😅
わたし自身、かつて高校の友人から絵にかいたようなドリームキラー発言を投げられたことがあります。
それはもう「そんなことを言う人が本当にいるんだ・・・」というくらい。
ともあれ、彼に悪意はなく、本人の気持ちとしてはむしろ善意だったんですよね。
しがらみのしがらみたる由縁です。
一方、インターネットがつくり出すバーチャル空間は、新たな可能性となりました。
noteもそうですが、バーチャル空間では物理的な地域性や年齢、社会的立場などにしばられずに、気持ちのいい人間関係をつくることができます。
「それをくり返していると、閉鎖的になるのでは?」との指摘もありますが、ポジティブな傾向でつながっていく分には、メリットの方が大きいと思います。
応援してくれる人に応援されて、何が悪いのでしょう? 😊
閉鎖的になる怖れがあるとすれば、否定的な意見で同調した場合ですね。
メタバースも、そうしたバーチャル・ムーブメントの延長線上にあります。
むしろ可能性という意味では、斬新なわけでもないんですね。
テキストベースだったやりとりが「ビジュアルや音声などに少し軸足を変えただけ」とも言えます。
裏返して言えば、怖れる必要は何もないということ。
共感してもらえる人と出会え、冷や水をかけてくる人に対してそっと距離を取れる。
noteを楽しめている人は、メタバースにもなじみやすいと思います。
早く行きたいなら一人で行け
遠くへ行きたいならみんなで行け
みんなで行くには進め方が大切ですね 😊
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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世の中に、笑顔のあふれる人を増やしたい、と思っています。