愛情にかかわる部位 36/45
この記事からの流れです ▼▼▼
今日取り上げるのは、尾状核。
このあたりです ▼▼▼
この部位は、もともとは自発的運動のコントロールに関係していると考えられていましたが、現在ではむしろ学習と記憶に深く関わっているとみなされています。
特に、単語の理解や調音をつかさどっているのだとか。
身体がゴツイので体育会系だと思っていたら、意外に繊細な文化系だった感じでしょうか 😊
脳にはよくわかっていないことや新しくわかってくることが、たくさんありますね。
たとえば、最近になって、尾状核が恋愛感情に関係していることがわかってきました。
自身の最愛の人の写真を呈示された際、尾状核にドーパミンが増加する実験結果が出たのだそうです。
逆に、この部位に損傷をきたすと、強迫性障害が起きます。
つまり、愛情と深く関わる部位なんですね。
昔、『バタアシ金魚』という水泳マンガで、主人公が彼女のことを思って発奮する場面がありましたが、お婆さんコーチに「それは、やる気じゃなくて、欲情してるだけ」と指摘されるのが好きでした。
なんだか、その全体が『尾状核』という感じがします 😊
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