目黒の特大ブーメラン

昨日は、とあるグループの同窓会的な集まりがありました。
場所は、目黒。
目黒に行くのは何年ぶりでしょう？

ともあれ、目黒に行くと、いつも父の失態を思い出します。
知人の結婚式に出席するため、上京してきた父。
細かい記憶は曖昧なんですが、確か東京駅まで新幹線で来た父を出迎え、山手線までアテンドしたはずです。

その後、「目黒で降りて、タクシーに乗る」というので、「まぁ、会場に着くまで送ってあげよう」と思い、同乗。
しかし、父から告げられた行き先を聞いて、車内に緊張が走りました。

「椿山荘まで」

運転手さんは「そりゃ、行けと言われれば行きますが・・・」的な顔をされています。
あちゃぁ……。

父に「椿山荘に行きたいんだったら、降りる駅は目黒じゃなくて、目白ですよ」と教えて、タクシーから降ろしてもらいました。
その後の記憶は曖昧です。

そう言えば、父の好きなセンテンスがありました。
「センテンス」と書いたのは、それは格言でも何でもないからです。

曰く
「『けっこう』つければ、カラスも白い」

つまり、「カラスだってけっこう白いよね」はおかしいということで、「曖昧な表現をするな」と言いたいらしい。
で、それにならって言えば、「目黒だってけっこう白い」。

なかなか見ない、特大ブーメランでした 😊