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【「まち」と関わりのあるSDGs 第五回】
岩手山に初雪が降り、県内でも初霜が観測されました。
いよいよ冬が間近に迫ってきました。
★★■SDGsを大事にしている岩手町の事業者さんを訪れました■★★
「大量に布が余っているから引き取り手を探している事業者さんがいる」
ある日、役場の方からこんなお知らせがありました。
その事業者さんとは、岩手町に工場を置く 株式会社飯島産業さん。
飯島産業さんは、主に企業向けのユニフォームを製造販売し
【「まち」と関わりのあるSDGs 第四回】
こんにちは、こんばんは、おばんです。
日に日に寒さが深まっていますが、木々が紅葉を始めましたね。
★★■文化や伝統は持続可能なまちに必要か?■★★
岩手町は、たくさんの伝統芸能があり、お祭りも盛んです。
県内で唯一の町営美術館、石神の丘美術館があり、石彫が盛んな土地でもあります。
過去には、海外から石彫のクリエイターが集まって町内で作品を作る、という大きな催しがあったとも聞きます。
さらに、町に
【「まち」と関わりのあるSDGs 第三回】
こんにちは、こんばんは、おばんです。
秋の実りに出会うことが多くなりました。
町の方から栗をどっさりいただいて、さあどう食べようかと思案してます。
さて、第三回目となった今回は、17個あるゴールのうち、一つを取り上げてみます。
★★■陸の豊かさは守られていない??■★★
ここ岩手町はもちろん、岩手県は非常に森林が豊かです。
岩手町の森林率は約75%。
岩手県の森林率は77%で、森林面積としては
【「まち」と関わりのあるSDGs 第二回】
★★■「まち」と関わりのあるSDGsとは??■★★
第一回では、「SDGsってなんでできたの」というテーマでお送りしました。
SDGsというと世界レベルの話にはなりがちです。
日本で餓死する人は少ないですし(⇒「2. 飢餓をゼロに」)、どこでも当たり前に水が手に入ります(⇒「6. 安全な水とトイレを世界中に」)。戦争の危機にさらされてはいないですし、国家の都合で権利がないがしろにされることも少な
【「まち」と関わりのあるSDGs 第一回】
こんにちは、こんばんは。
SDGs未来都市の岩手町で協力隊に着任してから一年が経ちました。
活動をする中でSDGsワークショップに関する資格をとったり、イベントを開いたり、SDGsというワードに関わることが増えました。
メディアでも岩手町のSDGs活動が取り上げられることが増えています。
ただまち全体でSDGsが浸透しているか、と問われたら、まだまだだというのが実感です。
そこで岩手町でSDGs
岩手町の「新・奥の細道」をめぐる その壱
「新奥の細道」というのをご存じだろうか。
東北地方にいくと、道路からよく「新奥の細道」の案内板が目に付いていて、ずっと気になっていた。
「新奥の細道」とは、手軽に楽しくかつ安全に、東北の自然や歴史に触れられる自然歩道。
岩手町にも「新奥の細道」が二つあり、そのうちの一つ、「奥の嵐山のみち」を歩いてみた。
岩手町の中心地である沼宮内から、その名の通り景観豊かな嵐山をつなぐ道。沼宮内は、戦国時代に
岩手町の郷土料理体験 第三弾
■◇麦まんじゅうときりせんしょをつくりました◇■
岩手町の食の匠から郷土料理を学ぼう第三弾。
最後となる今回は「麦まんじゅう」と「きりせんしょ」です。
麦まんじゅう、は小麦粉のおまんじゅう。
きりせんしょ、は米粉で作ったモチモチっとした餅菓子。
岩手町、というより岩手県全体の郷土料理ですね。
ちなみに「きりせんしょ」という名前は、昔はさんしょうをきざんで浸した汁で粉を練ったところから来ている
■◇かぼちゃけっこの調理体験をしてきました◇■
岩手町の食の匠から郷土料理を学ぼう第二弾。
今回は「かぼちゃけっこ」です。
「けっこ」というのは、この辺りの方言で「おかゆ」を指す言葉です。
かぼちゃの「けっこ=おかゆ」でかぼちゃけっこ。
材料はいたってシンプル。
・米
・かぼちゃ
・小豆(固く炊いたもの、今回は赤飯用の缶詰を使用)
・ザラメ糖
・塩
作り方もシンプル。
1. 米を研ぐ
2. かぼちゃを切る
3. 米とかぼちゃと小豆、ザ
郷土料理 ぬっぺい汁
先日、食の匠※から岩手町の郷土料理であるぬっぺい汁の調理体験をしてきました。
※食の匠とは、岩手県が認定する地域の食文化、郷土食に関する知識・技術の継承と情報発信を行う人のこと
まず、ぬっぺい汁とはなんぞ? ということですが、
「ぬっぺい」というのは、材料の山芋のような「ぬぺっとしている」という擬音語からきております。
山芋をすり下ろしたとろろが入った汁もの、で「ぬっぺい汁」ですね。
材料