「新世紀エヴァンゲリオン」を見た

発表期間:1995年10月4日~1996年3月27日
監督:庵野秀明
副監督:摩砂雪、鶴巻和哉
原作:GAINAX→庵野秀明
脚本:庵野秀明、榎戸洋司、薩川昭夫、磯光雄、山口宏、樋口真嗣
キャラクターデザイン:貞本義行
メカニックデザイン:山下いくと、庵野秀明
音楽:鷺巣詩郎
アニメーション制作:タツノコプロ、GAINAX→タツノコプロ
制作:テレビ東京、NAS

視聴日:2021年6月3日~五日程かけて
以下ネタバレ有

今まで一切の手を付けてこなかったエヴァ。やっと見ました。
どうしても美少女アニメやロボットアニメの印象が強く少し敬遠してた部分はありましたが、古いアニメ作品自体は結構好きなので(らんまを見て育ったまである)、「AKIRAが好きなら見るべし」という言葉に釣られまんまと見ました。

結論としては見て良かったです。
前述したとおり私はエヴァの情報が全くなくて、高校生の頃、放課後に友人たちとダラダラ喋っていた時、一人の友人が熱く語っていたのを「ほぇー」なんて言って聞いていただけなので、綾波がシンジくんのお母さんのクローン(正確にはクローンではないらしい)だということしか知りませんでした。

なのでまさかヒューマンドラマを見る事になるとは思わなかったです。正直エヴァという汎用人型決戦兵器は、作品を構成する要素の一因であれはきっとエヴァじゃなくて良かった、というくらい人と人との繋がりというものが色濃く出ていたと感じました。

ATフィールド、という単語が頻出しますが、あれも人との壁、を表していたわけですし(旧劇で出た話だったかなコレ…)、アニメの25、6話なんかは戦闘シーンがない代わり、シンジくんを取り巻く人々との質疑応答的何かが続きます。もうずっと続きます。一歩間違えたら放送事故です。

でもこれがいいんですよね…。アニメだったからこそ、今までの24話分の彼を知っているからこその演出で、視聴者も一緒にシンジくんの気持ちと同じように悩めてしまう。こんなに人の弱い部分にフォーカス当てちゃっていいんですか!というくらいに剥き出しの部分を晒してくる。普通なら怖くてできないことをやってのける庵野監督すげぇや、の一言です。
でもその庵野監督がエヴァはロボットアニメ、と言ったとか言ってないとか…?(定かじゃないけど、前それでざわついてた時があった気がする)

ともかくちゃんと履修して良かったです。

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