速さが足りない!
『情熱、思想、理念、頭脳、気品、優雅さ、勤勉さ!そして何よりも ―― 速 さ が 足 り な い !!』〔ストレイト・クーガー〕
登記申請代理業務は基本的に、正確さを求められる職業です。確実で、間違わないことが必要になります。確実性を担保するため、慎重さも求められると思います。
そんな業務において、確実さと速さを両立させるにはどうしたら良いかと普段から考えています。
業務を速くするにはどうしたら良いか、これには簡単な解が一個あります。皆さんも経験的に覚知していると思いますが、「慣れる」ことです。同じ作業を何度も繰り返すことにより、その作業に習熟していき、だんだん速くて正確な作業ができるようになります。
速さと正確さの両立は簡単なことのように思えてきました。
さて、私の事務所は自分を含めて5人の事務所です。速さと正確さの両立は1人であれば簡単なことかもしれませんが、5人となると少々複雑になってきます。5人の中で、情報の共有をしなければなりません。そうしなければ、作業の前提となる情報が作業する人にもたらされないからです。
5人いると、それぞれ個性・属性が違います。また、役割分担も必要になってきます。どの人がどの役割を担ったら最大限にその人の能力を発揮できるのか…。そして、速さと正確さをどうしたら両立できるのか。そんなことを考えています。
客商売において重要な速さというのは書類を作る速さだけではありません。それならコンピュータの方が圧倒的に早いです。
・レスポンスの速さ
・状況判断の速さ
・立ち直る速さ
そういう速さだって必要です。しかし、これらは慣れたから、何回も繰り返したから確実に速くなるという性質のものでもない気がします。個人差がある領域というか。ゆっくり立ち直る人もいるでしょうし、状況判断は慎重にした方がいいのかもしれません。
それであっても私は、お客さんが知りたいことに一秒でも早くお答えしたいし、1時間でも早く書類をお届けしたい。そのような本能的欲求に突き動かされて、やはり速さを求めずにはおれないのです。
要するに、業務を効率化したいってことです(笑)