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恐怖心は考え方の軸を少しズラすと比較的和らいでるいく気がする

会社組織に勤めていると必ず「社長」「役員」「部長」「課長」「平」のような序列があると思いますが、仕事で今一歩踏み出せない・・という恐怖心を抱いているスタッフが多かったのでその時のことをメモ。

恐怖心の軸はどこにあるか?

怒られる事に対しての恐怖心もあると思いますが、叱る側としては「仕事をしていない事」に対して「どうしてこうなった?」と問うことが多いです。

しかし、過去の経験や失敗が足かせになってしまっている場合には、「自信」が無かったりするので本来のパフォーマンスの半分くらいしか出せなかったりする。

これが仕事に対して恐怖心の最大の軸になっているのかな?と思います。

※私の職場のケースなのでもっと多くの軸があると思います。

恐怖心は目標をすり替えてしまう

WEBサービスを作っているとして、その仕事に対して自信が無かったり、上司への何かしら恐怖を抱いているとすると、多くの場合「仕事の目的」がその人の中で変わってしまう。

本来の目的が「ユーザーのためのサービス提供する」だったとしても、「上司にOKをもらためにうまい言葉を並べる」という目的のすり替わりが起こります。

上司は「ユーザーのため」という方向性を向いていても、担当者は「上司のため」になっている状態になっているので「おや?」となる感じ。

じゃあ担当者が悪いのか?

全ての改善を担当者に押し付けるのは違うと思っていて、上司は仕事がしやすい環境を提供できていなかった事に気がつくべきだと強く感じます。

・こまめな声かけ
・話しかけやすいよう努力する
・明確な目標を見える化

簡単なことですが、できてないと上司の意図とは全く違う、ご機嫌取りのような提案がきたりします。

それを自分の責任だと感じないといけません。

ただ、担当者の自信のなさは知識で埋められると思うのでこの辺は「考え方」の考え方 すぐれた企画は30秒で伝わる (指南役)や、センスは知識からはじまる
(水野 学)から考え方そのものを学んでから、サービスに対してのどう向き合っていくのか?を考えると良いと思っています。

担当者は恐怖心の軸をどうズラせばいいのか?

私は上司への恐怖心を「ユーザーファースト」という軸でしか話さないようにしています。

予算の関係や技術的な兼ね合いは、先に質問して解決しておくのが前提。

●●が人気なのでユーザーに対しての●●のアプローチはどうですか?
デバイスサイズ、解像度も上がってきている傾向にあるのでボタンサイズは解像度別で出しわけしませんか?

などユーザーのことを第一に考えた提案をするのが良いと思います。逆に上司のOKが目標になっていると

こういうデザインは(上司)的にありですか?
デバイスサイズとかでUI微妙に変えた方がいいですか?

完全にダメっことはないと思いますが、せめて理由を付けて誰のためにその質問しているか?を伝えた方がいいかなと。

こうならないために

・ホウレンソウをしっかりする
・上司の考えを理解するまで質問する
・途中報告もこまめに入れる

恐怖心の軸をずらためには不安要素を残さないための活動がもっとも手っ取り早くて確実です。

軸をズラすというより、途中報告など入れることによって、完成前に自分が恐怖と思っていることを終わらせることで恐怖心という軸が勝手にズレて行く形。

その結果、最終提出する提案書や企画書が上司に向けたご機嫌取りズレた内容では無くて、自分たちの目指すユーザーに向けた内容になっていくと思います。

こういった着実な方法とって会社の中での恐怖の軸をズラしていける環境になれば、もっといいサービスを作れる人材が増えていき、社内の特定人物のみ発言しまくる意味をなさないディスカッションも減っていくのかなと。

さぁ明日からも頑張ろう。