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鉄格子の裏側:美緒の罪(1,700文字)

割引あり

第八章 終わらない鎖

朝が来るたびに、鉄格子の外から呼ばれる番号が美緒の耳に響いた。
その音が日常となり、胸に重い石を落とすような感覚を覚える。

連日の取り調べ、手錠と腰縄での連行、そして他の被疑者たちと数珠つなぎにされる屈辱。

それらが繰り返されるうちに、美緒の中には疲労と無力感が蓄積されていった。

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