「繊細さん」の本—本の紹介ブログ
日常の中で「自分はどうしてこんなに疲れやすいのだろう」と感じることはありませんか?もしかすると、それはあなたが「繊細さん」だからかもしれません。
今回は『繊細さんの本』から学んだことをもとに、わたくし、繊細さんが繊細さんのために繊細さんについて深掘りしてみます。
繊細さんとは?
「繊細さん」は、自分の外部・内部の刺激に敏感で、よくも悪くも感じる力が強い気質を持った人を指します。このため、刺激量が多すぎると疲れやすく、非繊細さんに比べて回復に時間がかかることがあります。
この感受性は「性格」ではなく、生まれ持った「気質」です。繊細さんの脳の神経システムには特徴があり、非繊細さんが気づかないことに気づくのは当たり前のこと。
そう理解すると、ちょっと楽になりますよね。
完璧主義なのか?気にしすぎなのか?
繊細さんは時に「細かすぎる」「気にしすぎる」と思われることがあります。しかし、これはただの性格ではなく、相手の期待や状況に敏感なため起こるもの。自分の意見がないわけではなく、むしろ意見を持ちながらも「相手に応えなければ」と思うあまり何も言えなくなることがあります。
自分の意見を表現するコツ
「自分には意見がある」と気づくこと
相手に対し100%完璧でなくても発言してみる
ハードルを下げることで、コミュニケーションがスムーズになります。
正直、それは難しい。(笑)
どうしても相手の反応や期待を察知して、発言できなくなるんです。
ここで一息つきましょう!
その相手の反応や期待を察知しているのは私だけの推測。
その推測って合ってるの・・・?
そこで本書では以下の方法を提案していました
意外と自分の推測は当たらないことを知る
たとえば、誰かとカフェに入ってコーヒーを頼んだとします。
そのときに以下の方法を実践してみるんです。
1.相手の反応を見て予想
「まずい」ような表情だな?いやこれは「単に苦すぎるだけ」の表情か?
いや単に猫舌??などなど
2.相手に聞いてみる
「どない?」って聞いてみる。
3.予想と一致していたか確かめる
相手「「めっちゃおいしい」」
おい!不一致にもほどがある。そんな表情すんなよと逆に相手を責めたくなるぐらい(笑)
上記の方法を繰り返し、自分の憶測って当たらなすぎると学習していけば、相手の期待とか感情を推測するなんて無理だなと知れるわけです。
でもでもでも、これまで繊細さんとして生きてきた人間が一気に自分の本音を吐き出すなんてできないです。だって無意識的に抑圧してきた感情をどう解放してあげるか、何か手立てが必要。
てなわけで
自分の本音を知るには?
「こうしたい」「こうしなきゃ」という心の声に耳を傾けることが大切です。特に、「こうしたい」と思う瞬間に、心や体がどう反応しているかを確認してみましょう。
心身にエネルギーが溜まる感じがするか?
窮屈な感じや義務感を覚えないか?
また、自分自身と対話することも有効です。お腹のあたりに意識を集中し、幼い自分と会話するイメージをしてみましょう。その子が望むことを叶えるたくましい親になり、迷いを解消してみてください。
↑この幼子の自分に問いかける戦法、効きます。
なんか自分をもっと愛したくなる。♡
人間関係を楽にするコツ
人間関係は「表に出している自分」に集まってきます。本当の自分を抑えて殻を被ると、その殻に合う人だけが集まり、結果的に疲れる原因になります。
人間関係を楽にするには
本当の自分を出す
そうすることで、自分に合う人が集まり、自然と楽になります。相手の機嫌が悪いことを気にしすぎない
ほとんど自分の推測は外れています。そんなときは悩まないで直接相手に聞いてみることで、安心感を得られることもあります。
幸せに活躍できる仕事の選び方
繊細さんが自分らしく輝くためには、以下のポイントを押さえた仕事選びが重要です。
やりたいと思えるか(想い)
得意を活かせるか
働き続けられる職場環境かどうか
『繊細さんの本』は、自分自身を見つめ直し、自分に合った生活や人間関係を築くためのヒントをたくさん与えてくれる一冊です。
自分のこと全然理解してないわ~よしよしって思えます。