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【私見】新しい生活様式とニューノーマルの決定的な違い
新しい生活様式とニューノーマル
二つの違いがどこにあるのか
を考えてみた。
二つの言葉の出現と違い
『ニューノーマル』という言葉が先に出てきたように思うし、おそらくヨーロッパあたりでパンデミックが起こっている真っただ中に日本に渡ってきた言葉だったと思う。
それに対して『新しい生活様式』は日本の政府が流布した言葉だ。
ニューノーマルが出てきた背景をたどると、ヨーロッパにてコロナと共に生きることを選択するうえで生き方を変えていこうとする流れがあったように思う。
一方、新しい生活様式はコロナと共に生きるという点では似ているが、ルールやモラルなのだろう。
ニューノーマルを定義する
日本人の感覚で両者をみたとき、ルールに従う日本人的考えであれば新たな生活様式の方がスッと入ってくるのだろう。
日本人はモラルや規律を守るというような守りの姿勢をとることを好むように思う。
それならば
ニューノーマルはアブノーマルをノーマル化するということである。
コロナの出現前
アブノーマル ≒ イノベーション
コロナの出現後
ニューノーマル ≒ イノベーション(ノーマル化)
ビジネスや経営において外的要因の変化があったとき、イノベーションを伴う大きな変革が必要になる。いずれ起こる変化が強制的に早まったのだ。
デジタルトランスフォームやコーポレートトランスフォームもいずれは起こることだっただろう。
規律やモラル、感染拡大しない考え方になじむのが『新しい生活様式』ならコロナがあって当然の新しい世界観が『ニューノーマル』である
コロナを引き算するか・・・掛け算するか?!
ビジネスの感覚から言えば
コロナを引き算するのではなく掛け算ができるような『ニューノーマル』でなければならない。
もちろん政府の政策を利用するのは当然だが
政府の政策で手助けを待っている待ちの姿勢をとるのはやめておきたい。
あくまで、攻める力や変化する力を持つものが生き残るだろう。
みんなで考え、みんなで動き、みんなで生き残る
コロナを引き算しないで、掛け算して、新たなものを築いていきたい。